そうそう
おもしろい事があったねん

何の話をしていたのか忘れたけれど、息子とb'zの話になったのよ
で、「ultra soul」って今でもよく耳にするよなぁ~~なんて言ってたら

息子:「俺、ナンデか知らんけどb'z知ってる気がするねんな~
あの歌初めて聴いた感じじゃなかったんよな~・・・」


!!!!

ぱんなは大笑いした。

それはなぜか・・・


息子がお腹にいた時の胎教に・・・と聴いていたのがb'zのアルバムだったからだよ(爆
車内でも聴いてたしなんなら歌ってたわよ

さて
ここで「なんでまた胎教にb'zを選んだのか」
これにも理由がある。

前々から書いているけれど、ぱんなは質(タチ)の悪いフェミ論を乱用雑用する母に育てられたことも大きく影響しており、男なんてっ!アホやし、汚いし、クサいし、男を産む母親は図太く無神経で、心臓に毛が生えているような人。等々という価値観を刷り込まれていたため、乱暴やし男なんて産んではいけない。と思っていた、否、思い込んでいた。

この母のぶちかますフェミ論は母自身を保つ為、守る為、自己防衛からの発信だったと今は理解できているけれど、当時のぱんなはそんな背景があるともつゆしらず(笑)

2回目の妊娠でそれが男だったとわかった時、ぱんなは恐怖と絶望を覚えた
えらいこっちゃ!!
男の子を妊娠してしまった。

もうね・・・体重が増えないくらい気にして気にして
しんどくて
不安しかなかったし
母に報告するのも怖くて
ぱんなの妹(末妹)が男児を妊娠出産した時の母の「言いよう」や
男しか産んでいないお義母さん(その他の女)への誹謗中傷とか・・・を思い出すだけで
どんな非難を受けるのか、どれだけガッカリさせるだろうか・・・と。
※当時はまだ母とは共依存関係だったのでね。

そんな中でも母に報告をしたときの母の一言は今でも覚えている
「あんたが男を産むなんて考えたこともなかった」

ぱんなを同一視、同一化していたんだろうとここでも思う。

落ち込んだぱんなは考えたの

本当に”お先真っ暗”

真面目に堕胎も考えたほどに。

それでも産んで育てなければいけない。
この子を愛さなければいけない。

笑いごとではない(今笑いながら書いています)

将来乱暴でクサくてガサつくて、声もおっさんになってすね毛も生えて・・・下品になっていく人間を育てる覚悟。
どうしよう
どうしよう
どうしよう

・・・

そうだ!B'zを聴こう(ぇ

いやホンマソレやった(笑)
胎教にはクラッシックという巷情報。
モーツァルトがいいとかなんとか。
それはママがリラックスできたり、赤ちゃんもリラックスしておとなしい育てやすい子供になる
とか(完全な偏見と思い込みです)

モーツァルトを聴きまくる
リラクゼーション系を聴きまくる
なんならヘッドフォンをお腹に当てる?

笑いごとではありません。真面目に考えました
※当時のCDもあるわ(爆

でも、だめだったら?
それでも乱暴でガサつくて反抗期にはてもつけられないような男に育ったらどうする?

不安で不安で・・・

あきらめた。
開き直った結果そうだ!B'zを聴こう(ぇ
いや、イエモンとかあったで。マイケルジャクソンも浮かんだけどな(笑)

その時に流れてたのがb'zのアルバムやったねん。

こういうロックな音楽を胎教にしてたらどれだけうるさくて手の付けられない子供にそだっても「b'z聴いてたしな」と理由つけることができる。

この先、産んだ後の困難を「b'z聴いてたから」って言える。

ほんま笑える。ぱんなの精いっぱいさ。

そこから18年
ぱんなはそんな過去などすっかり忘れていた頃

息子:「俺、ナンデか知らんけどb'z知ってる気がするねんな~
あの歌初めて聴いた感じじゃなかったんよな~・・・」


大爆笑もする。
我ながらいいネタを仕込んでいたなぁ・・・と自画自賛。

息子は多動児だったけど、それがまたかわいくて(笑)
多動行動も才能だと思えたし
一日中しゃべってるのも楽しくて
周りからは「ガチャガチャした子」と言われても全然「それがかわいい」わけで。

・・・

彼の中にb'z要素があるのかないのかわからないけれど(笑)

娘も息子も「ええ子やぁぁぁぁ~~~」と言える今。


ほんま笑える

 

「色即是空 空即是色」

・・・あるようでないもの ないようであるもの・・・
というお話。