あ~~~~
先日は支援所の勉強会だったのに~~~
16年目の記念日だったのに~~~~
言うのを逃した~~~~

そのくらいぱんなにとって記念日でもなくなった=重きを置かなくてもよくなった
そう解釈する。

とはいえ、渦中の当事者にはぱんなの”あの日の出来事”は生々しく聞こえるエピソードだと思うので忘れてしまうにはもったいない話ではある。(かなり記憶が薄れているのは確か)

そしてここにこうして書き残すこともぱんなのプロセス記録。

こうやって去年のを張り付けていったらどこまで続くんやろう・・・(笑)

 

 


そんな16年目。  ニヤリ


勉強会でのテーマは被害・加害とそこで発生する傷つきはどこから?
という内容でした。

特にフォーカスされたのは性被害(今ブームなんかな?)
ぱんなの認識世界では共同親権と性の多様性(被害加害含め)の話題が最近特に多く感じる。

勉強会では自身の加害被害体験を発表する。

ぱんなの加害体験は娘に対する躾けという人格否定
娘の為に娘を人格否定し続けた数年間がある
これはぱんなの娘に対する大きな加害。

 

 

だって!!子供の為に言ってることが人格否定だなんて知らなかったもの!!ww

そしてそこに発生した傷つきはぱんなの言動に傷ついている娘の姿。
笑顔が消える・うつむく・すすり泣く姿にぱんなは傷ついた。
傷つけたくないのに傷つけている自分。
それでもこれは娘の為だという思い込みと、娘を傷つけている自分との不一致に悩み続けた。

そしてぱんなの被害体験は・・・
わかりやすいのは性被害
ぱんなは幼い頃からいわゆる”いたずら”された体験が多数あり
それがいつしか”痴漢被害”になり
大人になったら”乱暴される”
という表現に変わる。

一番古い記憶は就学前(そのくらい)
年に時々やってくる”お兄ちゃん”
彼は当時遊んでいた友達の従兄かな・・・大型連休等の時にしか見かけないお兄ちゃん。

歳は・・・ぱんなよりも3~5歳くらい上な脳内記憶
小学三年生か・・・5年生か・・・そんな感じ。

とても怖くてね
乱暴だったの
えらそうで。
従わないといけない人物だった。

そこでぱんなは”いたずら”された。
内容は・・・ここでは書かんとく(笑)
たいしたことないようななくないような、いろんな受け取りがあるとは思う。

お兄ちゃんは「誰にも言うな、言ったら痛い目に合わせる」
そのような脅し文句も使った。
周りにあと2人くらいいたような記憶もあるけれど・・・なんせ半世紀前wwww

幼かったぱんなは「誰にも言ったらいけないことをされた」
とはいえ、当時のぱんなにはショッキングな内容ではあった。
言ってはいけない
言ってはいけないということはいけないことをした。
おかあさんにかくしごとやうそをつくといけないといわれている
どうしよう

せいぜいそんな葛藤。

ぱんなは帰宅後そのことを母に言った
それはそれはとても勇気が要ったのは覚えている。


あんな・・・
ぜったいにいうたらあかんっていわれたんやけどな・・・
あんな・・・
母は「なんなん、さっさと言いなさいよ」くらい言ったと思う(推測と妄想)

あんな、ほにゃららでほにゃららなことをお兄ちゃんにされたねん

母の第一声
「あんたがぼーっとしてるからや」
そして
「なんでなんも言わんかったんや(拒否しなかったんだ?!)」
「黙って言う事きいたのか!?」

ぱんなは黙った。

そして

自分が悪いんだ

そう思った。


ぱんなはぼーっとしてる。反応が薄い。何を考えているのかわからない。
これについてはほんとにほんとに生まれた時からコレだった(笑)

泣かない赤ちゃん。
母は「やりやすかった」と大絶賛するが

表裏一体とはこういうことだと思う。

良いところが悪いとこでもあり
悪いところが良いところでもあり

それを決めるのは自分であって、他者のジャッジにいちいち惑わされるな

と今のぱんなは思う。・・・そんな話はまた別に(笑)


話を戻すとぱんなの性被害体験でぱんなを傷つけたのは・・・
お兄ちゃんよりも母である。


そして、ぼーっとしている自分はダメなこと
ちゃんと言わない自分はダメな事
断れない自分が悪い

この認知によりそれ以降の人間関係・性的な関係においてぱんなは自分を責め続けることになる


「全部自分が悪い」

誰かと不具合が起きたり
仕事も失敗したり
トラブルが起こると全部自分のせいだと思ってた。


でね
言いたいことを言えない娘にそんな自分を投影してイライラしてた。

「言いたいことをいいなさい」を強要していた
まだ自我もない幼い娘に。

 

 


同時にぱんなに「ぼーっとしてるからや」と言い放った母にも自己投影する

・・・ああ・・・母もまた葛藤し、余裕がなくてどうしたらいいのかわからなくてあんな言葉しかでなかったのか。  と。

するとね。
「ま、しゃーないか」

って思うわけ。

ま、しゃーないか って思ったらね
全部許せる。
そんな母もそんなぱんなもね。
許せる=解放される


あいつも、こいつも(笑)あの時のあいつも・・・

なぁんだ、なぁんだ・・・みんな一生懸命だったんだ。

葛藤中だったんだ(知らんけど)


そして、そんな勉強会には”加害男性”の語りも聴ける。

ぱんながここで見てきた加害男性は加害行為を後悔している(ぱんな調べ)
加害に至る背景も聴ける。

その背景には男性の劣等感・自信のなさが目立つ。

その加害行為は半ば無理やりだったり
最中の不安からの暴言だったり
暴力だったり。

結局は自分の自信の無さ、不安から逃れる為の相手への支配欲求という逃避。


そんな話を聴くことで、ぱんなの性被害体験も「そらしゃーーないwww」ってなる。


いや、簡単にはならんよ(笑)こんな受け取りができるまで半世紀かかってんだから(爆


でもね
ぱんなにとっての癒しとは・・・

リベンジでもなく
相手を見下すことでもなく
排除することでもなく

許すことだな

ってじわじわ広がってるんだ~。


人は自分を守る為に無意識にジャッジをし
無意識に自分のジャッジを垂れ流し、近しい人に押し付ける。

押し付けられない自分になったら・・・大した問題ではなく
問題が大きい人ほど自分に問題があるのではないか?と大正論でぶった切るぱんなができあがったわけである。

なるほどねw(ナニw