去る11月3日は結婚生活11年間の結婚記念日でもあり、離婚してから4年目の離婚記念日でもある。

ここ笑うところww

離婚して間ナシの頃は元夫や子供達の不安を癒す為に”離婚記念日”としてみんなで食事会をして、今までありがとう。これからこんな感じでいいっすかね?
なんて離婚家族としての在り方をそれぞれ快適になるような話合の場にしていたのだけど、4年も経つとそれぞれに成長・自立し、そんな食事会も必要なくなりました。

一切縁を切るというのではなく、学校行事やなにかしらのイベントではそれなりにお互いの領域や請け負う責任等々、が明白になってきてアレコレ気を揉まなくてもスムーズにその時を過ごせるようになった。ということね。

での、そんな11月3日は王子の音楽会でした。

もちろん元夫とも顔を合わすし?
席は元夫が確保してくてるし?(結婚時代はぱんなの”役目”だった)
ビデオ係もこなしてくれるし?(結婚時代は元夫はクソ面倒くさがった)
その数時間を”親”として共有。

離婚しても共に子の成長を見守れる今にぱんなも満足しています。

・・・まだちょいちょいもめるけどね!!(笑)
               ↑想定内

ぱんなはもうパニックにも過呼吸にもなりません。

これでいいのだ。


王子の口パク指ピロを元夫と共に見守った後は、ぱんなは所用で京都~東京へ。

ここから濃厚な時間が待っているわけですが、その前に、観たいと思っていた映画を観にいってきました。

「ブレードランナー2049」
                  

あらすじ等々・・・興味のある方はググってください(笑)

なんで観たかったというとぉ、ぱんなに大ヒットした「メッセージ」の監督の作品だったから・・・という簡単な動機なんだけど(笑)

適度な期待を裏切らない「よかったわぁ~」な作品でした。

うん、よかったのよ。

ぱんなの感じる「おもしろさ」がとても詰まってた。

「ん?」「おや?」と感じた一瞬一瞬の疑問がちゃぁんと後に繋がって解明される・・・。
このスッキリ感とクオリティー。  好き。

男と女の話・・・な部分はぱんなには少々難解で^^;
あれはなんだったんだろな?というのもあったけど、スルーしても問題なく物語は進みます。

・・・アレなくてもよかったんじゃないかな とかw ←で済む程度。

途中からなんとなく・・・なんとなく謎が解けていく
やっぱそうか~と思うけど涙がポロリ。

切ない切ないお話でした。

胸が痛くて・・・今でも思い出したら涙がでちゃう(笑)

・・・自分を支える為に信じたい妄想・思い込み・願望
ところどころで「事実は違うよ」ってメッセージがあるのにそれでも「そんなはずはない」と自分を信じて期待と希望を手放せなくて突き進む。

そんな体験はぱんなにもある。

でもやっぱり現実は妄想とは違う。

「ああ・・・そうだったのか・・・やっぱりそうだったのか・・・」
「・・・だよねぇ」
「・・・」
「ほら、だから言ったやん(←自分に)」
「なんであの時に引き返さなかったんだろう・・・」


ぱんなのそんな体験はたいていがどん底に叩き落とされる体験。

それと重なってさ

涙止まらん。

鼻水も止まらん。

絶望の中でとった主人公の選択も切なくて。
でもそれが一番いい選択。
唯一自分を救う選択だったのだろうと思うとそれもまた泣けてきて。

 

自己犠牲とみる人もいるらしいけれど、ぱんなには自己救済だと受け取ったなぁ

ある意味、それが彼の運命であり、存在した意味だったのだろう。

心を持ったばかりに傷ついたけれど、安堵のラスト・・・というところかな



これ書いてる今も泣けてくるなぁ  ずびびー。

バカヤローふざけんなよ!どんな想いでここまできたと思ってんだ!

紛らわしい事すんじゃねぇよ!!期待しちゃったじゃねぇかよっ!
って言おうと思ったら言えるけれど、それを言ったところでなぁんにもならない。

そう。夢を見たのは自分だしね。


夢も希望も妄想は自分を傷つけるんだよな~
と、ぱんなの古傷を刺激する・・・ぱんなにはそんな作品に映りました。


あ~~~前作観たいなぁ・・・