昨日から子供達は2学期をスタートさせました。

今年は「雑巾、上靴OK?」と声を掛けたのは1回に留めた。
・・・いや、実は夏休み中ちょいちょい気になるところだけど、ぐっとガマン。

子供達は新しい雑巾のある場所も把握しているし
自分の上靴の状態もどうなってるかは本人たちが一番わかってるコト。

その時は「大丈夫」と言っていた王子も、始業式が終わって帰宅してから「上靴を買ってほしい」と申し出がありました(笑)←想定内

姫も「前髪を切ってほしい」とのこと。←想定内(笑)

黙って見守るってぱんな的に自分との戦いでもある(笑)
どこまで彼らの自己決定自己責任とするか、どこからぱんなが手をだすべきか。
しかも、目先に起る「結果」というのが見えるだけに、回避させたい・・・と思う気持ちもある。

なるべく痛い目にもあってほしくないし、傷つくようなこともしてほしくない。
これは多くの親が子供に対して抱ている気持ちだと思う。

王子は現在虫歯治療中。
ここに至るまでも・・・ぱんなの”気がかり”はずーーっとあった。

姫も王子も歯磨きを嫌う。
というか面倒くさいのかな・・・
まだ自分で歯磨きができない幼少期にはぱんなが磨いたり、それなりにソレに関わってきたけれど、もう自分で磨けるようになると、声もかけつつあとは本人に任せた。

だってね、口出しをしてたら毎日毎朝「歯磨き!歯磨き!」って言わなあかんのよ(笑)

いくら大人が「虫歯はいたいよ」とか「一生使う歯だよ」なんて言ったところで、本人たちにはリアリティーはない。
それに、どこに行っても至るところで「歯は大切に」なんて情報はあって、保育所でもそんな絵本もあるし(笑)認知はできてる。それでも歯磨きが面倒ならそれは彼らの自己決定とぱんなは位置付ける。

夏休み前にとうとう王子が「歯医者に行きたい」と言ってきた
違和感を感じたようです(笑) そりゃそうだわw

初回はぱんなも治療に同伴したけれど、2回目からは王子と先生にお任せ。
ぱんなが居るとどうしても先生も王子自身の事でも親であるぱんなに伝える。
これは王子が自分と向き合うことを邪魔する事になるとぱんなは考えるので
王子には「しっかり先生と話をしてきなさい」と放り出します。
・・・もちろん王子がそれができるかできないかの様子見は初回に済ますよ(笑)

王子の虫歯は神経を取る大工事にまで進行。
王子もさぞ後悔をしている。 
この後悔を活かすも殺すも王子次第。

昨日はその大工事の作業に行ったのだけど、麻酔が効かず先生も断念。
次回は作戦を変えて挑みます(笑)

その工程は少々大がかりだったのでぱんなも同伴で説明を聞きました。
王子も神妙に聞いていました。大変さも感じていたことだと思う。

帰宅して麻酔が解けてきて痛みがでてきたのか、王子は涙ポロリ。
「そりゃ痛いわな。痛み止め飲んで今日はそのまま寝なさいな」と寝かせた。

王子のそんな姿を目の前にした姫はおもむろに鏡に向かって自分の歯を確認する(笑)

ぱんなはその様子を横目に見ながら心の中で
「確認するくらい不安なら歯ぁ磨けっちゅーねん」と思いながら黙って素通り。

ね、子供の安全、安心って親にとっても大切だし、気になるところではあるけれど
親があれこれ手出し口出しなんてうるさいだけで本人たちの体験が一番効く!!
もちろんそれはハイリスクな時もある。

王子にも姫にも今の体験を大切にしてほしいし、その上で今後自分をどう扱うか、自分を大切にする、守るということを考えてほしい。
ぱんなにできるのはそんな子供達の自己決定に対してのお手伝い。

ま、王子にとってこの痛みが「快感」になったら・・・それもよしですけどwww