翌日は子供達はぱんなを起こすこともなく、姫もこの日は期末テストの為、お弁当もいらない日。
まともに顔を見たのは夕方でした。

ぱんなは怒りはないものの、このまま一緒に暮らすのは無理だと思っていました。

王子が帰宅して「今日はパパんちに行く」というので、解決する気がないならもう帰って来なくていいと告げました。
王子は黙っていました。

このぱんなの言葉というのは脅しではなく、そんな私とそんなアナタの適正距離を考えた結果であり、生活しにくいなら一緒に暮らす必要もないと思うし、王子に解決する気持ちがないならなおさら。
そもそも子供の監護権というのは元夫が持っているので、ぱんなと暮らしていること自体がおかしいわけで(笑)
元夫と暮らすもよし、元夫の実家で暮らすもよし。
離れることで良好な関係が保てるのなら特に問題もないわけ。

この今の問題をそのままにして暮らしていてもまた繰り返す。
繰り返した時の「あぁ・・・またや」と思うのを想像するだけで、一緒に暮らす事が嫌になる。

家庭問題でよく聞く言葉の一つに「子供達とはなれたくない」「子供がかわいそうだ」というのが多い。
離婚時の親権争いもそう。
子供と暮らす責任がどれほど多いか、好きで結婚した相手ともこじれるのに子供といい関係が作れるハズだと疑いをもたないのが不思議。
血がつながっているからというだけでわかりあえると思っている人が多い。
遺伝子レベルで信頼するなら半分はもめたパートナーさんの遺伝子も持ってんねんで?と思うけどねぇ^^;

血は繋がっていても子供は子供の人格をもっているわけで、思い通りになんてなるわけがない(笑)

まぁ、そんなことでぱんなは子供と必ずしも一緒に暮らさなければ!!とは思っていません。
お互いが安心できる心地いい距離ならそれでいいわけ。

とはいえ、この時点ではまだ王子の気持ちが聞けていない。
聞いてないのにぱんなが一人で決めるのはこれもおかしな話。

子供部屋で遊んでいる王子を呼ぶ。

昨日のことやけどな、王子の気持ちが聴きたいわ。
王子「・・・うん」

なかなか言えんね。 当たり前か(笑)

ママもイライラに任せて乱暴に言ったけれど、全部本音だということ。
ゆっくり同じことを言う。
ゆっくりいうと王子も泣かずに聞いている。 
ということはぱんなの伝え方に問題があったということよね。
感情に任せて怒りとしてぶつけたことはママが悪かったと謝る。

あんな言い方されたら反論もできんわな。
で、王子の胸の内にどんな感情があったのか教えてほしい。と尋ねると

イヤイヤだったけど、王子的に「そんなに水も泡もとばしてないやん」と言いたかったと。
それを矢継ぎ早に言われて悔しかったし、悲しかった。とのこと

目の前にある状況が王子とぱんなとでは認識が違うかったということやね と
見方の違い、受け取りの違いも確認。
ママは自分が洗い終えた食器に水や泡が飛ぶのは嫌だわ。なんて話もした

今後の話もこれからは自分の世話は自分ですることを心がけてほしいということ。
自分の事が自分でできないからこうなったということ


こんな考えがママの子育てだということ。

手を掛ける事、放任すること、口出しすること、任せる事・・・そのバランスはとてもむつかしい。
親が子を守るということは時に子供への攻撃になったり、子供自身が自分を守る力が育たなかったり
歪んだ心理が育ってしまったり。。。
親という存在は子供にとって偉大であり脅威でもある。その責任は大きい。

ぱんなは前回のブログに子育てとは心を受け取ることだと思い付きのまま書いたけれど・・・
読みかえしてみて
ああ・・心を受け取ると書いて「愛」というという言葉があったな・・・って思ったの。
何が愛かわからんけど、でもこれがぱんなの愛し方なのかもしれません。

今回解決するのにとても深い時間をぱんなは過ごせたと思うし、爪が折れたことも学びにできたし、子供達との関係もまた少し変わって行くような・・・そんな出来事となりました。

あ~~つかれた。(笑)