工学部出身でもない自分は、仕事で携わる設備と書籍での知識・資格試験の勉強がすべてになります。工学部出身の人と違い、体系だった教育で設備の習得をしたわけではありません。当然ながら、仕事で携わる設備の範囲は狭いため、書籍によるところは大きいです。

 

おすすめの1冊はこれ

 

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「ゼロからはじめる建築の〈設備〉演習」 原口秀昭 定価: ¥ 2,592 彰国社

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Amazon見てもらえばいいとおもいます。口コミもいいです。

 

個人的にいいと思ったのが、1ページ読み切り、○×式、著者のイラスト、グラフの解説、暗記のポイントなどがちりばめられている点。あと最も自分が評価したいのが、「なぜ」をきちんと書いてくれているところです。これが、文系出身者にはありがたい。というのが、工学系の教科書だと、当然としてはしょられるところがきちんと書いてくれているので、そうなんだとわかるのです。それは暗記せずに、理解して記憶されるということになるのです。

 

個人的には、消防設備士は消防設備の章のみとなるので、建築物環境衛生管理技術者、学会設備士、建築設備士がドはまりな書籍と思います。上記の3資格持っていない場合は、これらの3試験の過去問を1巡してから読むと効果が高いと思います。過去問の解説では不十分な理解、なぜこの問題ではこうなるのかという疑問が結構あるはずです。いきなり原口氏の本を読んで過去問解くのではなく、過去問を解いて解説読んでもわからない時にこれが効果を発揮するのではないかなと思います。

 

これを自分が読んでいて、ビル管や学会設備士の勉強で定義だから法的基準だからとまんま頭に入れていたものが、そういう理由でという気づきが結構ありました。納得して記憶定着しています。

 

かなりいいと思ったので、原口氏のこのシリーズで建築設備士にからむ関連の書籍は購入しようと思っています。