「八重の桜」26話 台詞書き起こし③ (16~23分) | NHK大河ドラマ「八重の桜」 ニュース速報!

NHK大河ドラマ「八重の桜」 ニュース速報!

ネットで拾った大河ドラマの各種情報をお伝えします

《西郷頼母邸の一室に女たちが白装束で輪になって正座している》
娘の一人が歌を詠む「手をとりて 共に行きなば 迷はじよ いざたどらまし 死出の山路」
細布「母上の御歌は?」
由布「聞かせてくなんしょ。」
千恵(宮崎美子)「はい」「なよ竹の 風にまかする 身ながらも たわまぬ節はありとこそきけ」
眉寿「たわまぬ節…。私たちの思いが籠った御歌ですね。」
千恵「「これは人に預げ、旦那様に届けてもらいましょう。」
娘「母上。父上はお叱りにならねえでしょうか?」
千恵「お叱りにはならねえ。会津は、罪もないのに罰を受げ、無念を飲み込んで、敵に恭順した。それでもまだ足りなくて、敵は会津を滅ぼしに来た。そんな非道な力には、死んでも屈指ねえ!この事、命を捨てて示すのが、西郷家の役目だ。」
律「皆、覚悟はいいか?」
一同「はい」
常盤(幼女)「今日は、何をするんですか?」
千恵「よい所に行くのですよ。皆で行く旅だ。何にも恐ろしい事は、ねえがらな。」
全員、手を合わせたのち、小刀を鞘から抜く。


《避難民で大混乱の城下。日向ユキ家族が物陰に隠れている》
避難民「行くべ!行くべ!」
敵兵の声「こっちぜよ!おう!」
ユキ「どごも敵だらけだ。」
足音が近づき、敵兵二人がユキたちを見つける。襲い掛かろうとすると、その背後から黒河内が槍で兵を突く。
敵兵「うわっ!」
ユキ「先生!」
黒河内「やあっ!村へ逃げろ!ぐずぐずすんな!」
ユキ「はい!」
黒河内「早ぐ!早ぐしろ!」
逃げ出すユキ一家。
黒河内「やっ!はっ!やっ!やああ!」
反撃を受ける黒河内
黒河内「ああ!」
ユキ「先生!先生!」
黒河内「早ぐ!村へ行げぇ!」


《城内に早馬が駆けこんでくる》
早馬「頼母様が、ご着陣なされた!」
頼母「殿は、ご無事化!?殿は!?殿はご無事か!?殿~!」
容保の後姿
頼母「殿は!?殿はご無事か!?殿は!?殿はご無事か!?殿、と…」
頼母「殿、よくご無事で…。」


《砂塵を巻き上げ、城下を進む土佐の板垣隊。城内には射撃しようとする八重》
板垣(加藤雅也)「大手門は目の前じゃき!」
一同「お~!」
狙いを定める八重
板垣「ひるまんと、進め!」
土佐兵が砲撃の準備を始める。すると八重の弾が板垣の右肩をかすめる。
板垣「撃て!」
八重が少年に指示する
八重「まだ、早え!よし!構え!」「狙え!撃で!」
八重「次、火縄!」
少年たち「おう!」
八重「火蓋を切れ!撃で!」
健次郎「弾込め!終わり!」
八重「構え!」
少年たち「はい!」
老兵1「なんと、見事な指揮ではないか!」
老兵2「女だてらに、なかなかやりおる。」
八重「狙え!」
敵の一斉射撃を受けるも怯まず
八重「撃で!」
弾が健次郎をかすめ、健次郎が我に返る
八重「さすけねえか!?」
健次郎「さすけねえ」
八重「次!」
伝令の少年兵が駆け込んでくる
伝令「皆様!頼母様が、敵軍の間を縫って、無事に城に入られました!」
少年たち「おお!」