モロッコで 男女宿泊できるようになった話。 | 黄色い星と緑の星

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約20年間の中国生活を締めくくり、日本に完全帰国する直前に、サハラ砂漠の荒ぶるベルベル人Azwinに嫁入りした私が、日々遭遇するびっくりや面白い出来事について発信したいと思います。

みなさま こんばんは乙女のトキメキ

 

今日は駐日モロッコ大使館に

レターを送った後

父の家に帰り、お土産を渡して

中国から持ち帰った荷物を片付けました。

 

仕事が見つかるまでの間

二つある家の古い方に住まわせてもらえる

ことになっているのですが

今日はルームツアーをして

父が世界一周旅行で買ってきた

奇妙なお土産とか

お面と絵は外したいとリクエストしたのでした笑い泣き

マジ怖いんですもん。

次回の帰国の時に写真撮って

お見せしたいと思います。

 

昨夜 Azwinが

男性トイレニュースがある。

モロッコでは以前 結婚証明がなければ

男女が一緒に泊まることはできなかったけど

昨日から男女が宿泊できるようになった。

 

男性トイレでもこれはよくないこと。

未婚の女性が堂々と関係を持てるようになり

社会が乱れるだろう。

ホテル側は証明なしで男女を宿泊させて良い

ということになるけれども

警察にとって 未婚の男女宿泊不可の

ルールが変わったわけではないから

警察が宿泊者を調べる頻度をあげるだろう。

 

モロッコ、昔の中国によく似ているんです。

中国でもその昔 

男女が一緒に泊まることは認められていませんでした。

私が留学していたウン十年前は

都会では徹底的に禁止というわけではなかったけれども

そういう法律は存在していて

取り締まろうと思えば取り締まれたのです。

日本人男性がカラオケのお姉ちゃんを

滞在先ホテルに泊まらせたところを踏み込まれたりもしてました。

 

そのうちに時間制宿泊というホテルが増えてきて

つまり、男女が数時間過ごすことを目的にしたホテルなのですが

大学生なども利用するようになってきて

とがめられなくなっているので

つい先日までとても保守的だったモラルが

開放的になっていった変遷があります。

 

でもまあ、私たちにとっては朗報なんじゃないかな。

もともと、カサブランカとかラバトなどの都市部で

ホテル1部屋に泊まるのは難しいと思っていたので

知り合いを頼って

アパートメントを予約してもらう計画だったのですが

ホテルに泊まれるようになったので。