♪♪
夏の盛が近づく頃に メサイヤ親父が現れる
満員電車のつり革すがり 開くは分厚い合唱譜
あたりの視線を気迫で消して 追うや四分、八、十六音符
刻むリズムが身体を揺らし 隣の乗客、後ずさり
声こそださねど開けた口 吸い込む息の音、断末魔
怖れおののき目を向けりゃ 上がった口角、悪の笑み
我が子に見せるものあらず 割り入る母の親心
駅名告げるアナウンス 降りる駅こそ待ちどおし
迫る年の瀬、クリスマス メサイヤ親父の喉が鳴る
楽譜を色取る蛍光インク 上に横にと殴り書き
日に日に口もと激しく動き やがて“ハレルヤ”叫ぶなら
それがほんとのメサイヤ親父 あなたの街のメサイヤ親父
ララララー ラララー ラララララー
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夏の盛が近づく頃に メサイヤ親父が現れる
満員電車のつり革すがり 開くは分厚い合唱譜
あたりの視線を気迫で消して 追うや四分、八、十六音符
刻むリズムが身体を揺らし 隣の乗客、後ずさり
声こそださねど開けた口 吸い込む息の音、断末魔
怖れおののき目を向けりゃ 上がった口角、悪の笑み
我が子に見せるものあらず 割り入る母の親心
駅名告げるアナウンス 降りる駅こそ待ちどおし
迫る年の瀬、クリスマス メサイヤ親父の喉が鳴る
楽譜を色取る蛍光インク 上に横にと殴り書き
日に日に口もと激しく動き やがて“ハレルヤ”叫ぶなら
それがほんとのメサイヤ親父 あなたの街のメサイヤ親父
ララララー ラララー ラララララー
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