「らんまん」モデル牧野富太郎が愛した自宅の庭・牧野記念庭園
NHK朝ドラ「らんまん」主人公のモデルとなったのが植物学者 牧野富太郎
彼が晩年暮らした東京の家跡に牧野記念庭園があると知り早速出かけてきました
住宅街の一角に記念庭園はありました
1926年から94歳で亡くなる1957年まで彼はここで暮らしていました
庭には約300種類の草木が育っています
ノイバラは日本の野生バラの代表種ですって
そんな事さえ知らない植物オンチな私です…
富太郎が命名したヒメアジサイ
彼が植えたアジサイは無くなってしまいましたが高知県に株分けされていたものが里帰りし ここに復活しました
ドウダンツツジも富太郎が植えたもの
ってドウダンツツジがこんな立派な樹になるなんてビックリ
妻の名をつけたスエコザサ
妻の献身的なサポートがあってこそ富太郎の研究は実りました
展示室には書斎の一部が残されています
実はこれはほんの一部 奥には数部屋書斎が続いていたそうです
彼が集めた書籍は故郷の高知県牧野植物園にある牧野文庫に寄贈されました
自宅を植物園にしたかったのはてっきり富太郎かと思っていたら 最初にその夢を描いたのはどうやら妻のスエ子だったようです
記念館展示室
富太郎が描いた絵や
書
そして実際に使っていた採集道具も
ドラマに登場した初めて購入した顕微鏡も残されていました
富太郎は沖縄以外の全都道府県をまわり 時には危険な山にも登って草花を採集しました
我が埼玉県にはこんな話が残っています
東京植物同好会と共に訪れた平林寺で新種のササを見つけた富太郎は喜び勇んで寺の鐘を鳴らし『ヘイリンジササ』と命名しました
が、寺関係者が何事かと飛び出してきてひと悶着
事態はなんとか収まりましたが富太郎はヘイリンジササの名を取りやめ『ヒザオリササ』に改名したというのです
残念 平林寺!!
90歳を過ぎて採集に出かけるのが難しくなると この庭で植物の観察を続けていたそうです
なんと幸せな人生…
牧野富太郎が命尽きるまで植物研究に没頭した場所 牧野記念庭園でした
앞으로 드라마를 보는 게 기대가 많이 되네요^^
牧野記念庭園HP
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