私設・澗松美術館は訓民正音をはじめ
金弘道(キム・ホンド)や申潤福(シン・ユンボク)の絵
青磁や古書など多くの文化財を所有しています
私財を投じこれら文化財を収集したのがチョン・ヒョンピル(1906-62)でした
大富豪の家に生まれた彼は日本の早稲田大学を卒業後 25歳の時に財産を相続
その額は現在の額に換算すると な、なんと4,500億ウォン(約450億円)とも言われています
一体どんな家柄なのか気になります!!
この相続したお金で国外に流出した文化財を取り戻していくのですが
競りではもちろん 1対1の売買でもいい値よりかなり高く買い取るのです
例えば青磁
英国人コレクターが朝鮮青磁22点を手放すと知ると
売値32万ウォンに対し 彼は40万ウォン(現在の価値で約120億円)支払います
例えば訓民正音解例本
ヒョンピル氏はこの訓民正音を探し回り ついに慶尚北道・安東の李家にあることを聞きつけます
売主は1,000ウォンの値をつけるのですが ヒョンピル氏は
「訓民正音にはそれ以上の価値がある」と10倍の1万ウォン支払ったのでした
この当時の1万ウォンを現在の価値に換算すると30億ウォン(約3億円)なんだそうで
売主いい値の1,000ウォンでも家が一軒建つほどの金額でした
なぜ売値で買わず それどころか少しまけてもらえばいいのに...と思っていましたが ^^;
高く買い取ることで文化財が国外に流れず 彼の元に集まるようにしたという深い理由があったのでした
こうして収集した文化財は彼の死後 子孫が中心となって作った澗松美術文化財団が管理
個人美術館でありながら国宝12点 宝物10点 ソウル市有形文化財4点を所有しています
1938년 전형필 씨는 사립미술관을 설립했습니다
그게 바로 간송미술관입니다
参考
訓民正音と乱中日記展
澗松美術文化財団
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