江戸時代厳重に管理されていた鍋島藩の窯 秘窯の里・大川内山 | 韓国語&韓国旅行 てんこ盛り日記♪

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朝鮮陶工の足跡と日本の伝統美に触れる旅 佐賀



ホテルでさくっと朝食を頂き



伊万里駅からバスに乗ると

皆さん病院前で下車され 目的地に着くまで貸し切り状態 (≧▽≦)




やって来たのは秘窯の里・大川内山(おおかわちやま)


大川内山は1660年代に作られた鍋島藩の御用窯

将軍家や大名に献上する格調の高い焼き物「鍋島」を焼いていました

初代陶工は朝鮮から連れてこられた人が多かったようです


 

って偉そうに書いているけど ここに来るまで存在さえ知らなかったという… ^^;


山に囲まれた静かな里です










関所跡

献上品である「鍋島」の技法が漏れないように 里に入る門は関所と呼ばれました

ここに入れるのは藩窯関係者のみで 役所も設けられ厳重な警戒体制だったといいます






明治の廃藩置県によって鍋島藩はなくなりましたが

現在も約30件の窯元が技法を守り また新しさも取り入れながら伝統を守っています




「清正公堂」の案内があったので急な脇道を登っていくと



加藤清正が祀られている清正公堂

なぜ加藤清正?と思ったら

陶工の中には熱心な日蓮宗の信者がいて 同じく日蓮宗だった加藤清正を祀ったんだそうです

朝鮮にも出兵した清正を祀ってあるところから これは日本人陶工によるものでしょうか

窯の火入れの際にはここで祈祷もしたそうです


それにしても この中だけで暮らす陶工たちにも清正の名が届いていたなんて  

やっぱり清正はただものじゃないな ^^;


家紋(?)のような形が珍しかったのでパチリ




その清正公堂の隣にある空き地は藩窯を管理する役人の詰め所があった場所



緑の美しい里です


出迎えてくれたのか 黄色の鳥が長く姿を見せてくれました







期待しないで入った休憩所では 思いがけず美味しいアイスコーヒーに出会い









江戸時代には立ち入ることさえできなかった秘窯の大川内山

予定を変更してゆっくりと散策したのでした


나배시마한(鍋島藩)의 가마가 있었던 오카와치카와(大川内川)



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