なぜ韓国にはキリスト教徒が多いのか
以前は不思議に思っていましたが 韓国でその文化に触れていくうちに
自分なりに理解できるようになりました
韓国は朝鮮時代まで厳しい身分制度がありました
一部の特権階級が裕福な生活をし たとえ両班であっても科挙に合格し官僚にならなければ生活は苦しかったようです 中人ならまだしもそれより下の階級は生と死が常に隣りあわせだったのではないかと想像します
この身分制度の根源にあったのが儒教で 縦社会を重んじる儒教は特権階級にとってとても都合のいいものでした
そんな民衆が生きることに喜びを見いだせなかった時代 「神の祝福を受ける」という教えはどれほど新鮮であったでしょうか
人が人として扱われなかった時代 自分が永遠の祝福を受けられる存在であること
人はみな平等であるという教えに希望を見いだしたのかもしれません
19世紀後半~20世紀になると宣教師たちは学校や医療をも提供し始めます
ペジェ学堂
これが学ぶ機会のなかった人たちにとってキリスト教に関心をもつきっかけになったでしょうし
その後キリスト教徒たちが独立運動の先頭に立つので 韓国ではより信仰者が増えたのではないかと
あくまでも個人の見解で 有識者のそれとは違うかもしれないのでご了承を
제 견해입니다
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