景福宮のように派手でなく にぎやかでもなく
昌徳宮ほど重厚さはないけれど 適度な広さと自然があって丁度いいから
英祖(ヨンジョ)が貞純王后と婚礼の儀を行った場所
本殿はあるものの昌慶宮は本来 王家の生活空間を広げるために作られたもの
そのため王家 特に英祖~正祖時代の人間模様がたくさん残されています
例えば明政殿の左にある 文政殿(ムンジョンジョン)
そこで思悼世子(サドセジャ)は米びつに入れられ亡くなりました
歓慶殿(ファンギョンジョン)
中宗(チュンジョン)がここで亡くなって以来 王の棺を安置する場所となりました
その屋根にある像の顔がなんともとぼけた感じで… ( ´艸`)
王妃の住まい 22代王・正祖はここで生まれました
チャン・ヒビンが王妃を呪うために物を埋めたのは有名な話
正祖はこの通明殿の裏庭に母・恵慶宮のために建物を建てました
夫の思悼世子(サドセジャ)を祀る景慕宮がよく見えるように、との気遣いだったとか
そして正祖がその景慕宮へ行くために月覲門(ウォルクンムン)を作ります
正祖の両親への想いの深さが分かりますね
迎春軒(ヨンチュノン)
正祖はここで読書を楽しみ そして最後を迎えました
生活空間だけに王家の喜怒哀楽が詰まった場所ですが
宮としてのたたずまいは落ち着いており 好きな散策コースです
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