路線バスでどこまでも

富士駅に着いた。富士駅バス乗り場は、富士急バスがメインなのに隅のほうへ追いやられているかたちでバス乗り場がある。

タクシー乗り場が真ん中の位置にある。ここでも富士急バスは冷遇されとる。(笑)

つぎは由比町にある「寺尾橋」行きのバスに乗る。「寺尾橋」バス停が東京から東海道方面の、路線バスだけで行ける限界地点だ。

そこからは歩いて「さった峠」を越えて興津町にある静鉄バス「新浦安橋」バス停まで行く。

そこからは静鉄バスが清水市中心地まで走っているので、JR清水駅まで乗る。

寺尾橋行きのバスの時刻表を見ると、今の時点が 15:30分なので つぎは 16:41分になる。

その16:41分のバスが最終だ、最終が16時台ってずいぶん早い。(汗)

一時間も見所もない富士駅で時間をつぶすはめになった。(泣)行く前にバスの時間をメモしていけばよかったなと後悔した。そうすれば吉原と富士駅の間は一時間に四本も走っているので、吉原で散策できたのにな。

出発時間になって、寺尾橋行きバスが来た。今となっては貴重になった、高床型のフラットタイプのバスだ。私一人だけのせて出発した。


路線バスでどこまでも

見事に貸しきり状態。(笑)

明日廃止になってもおかしくない。

途中で山登りを始めた。

結構急な坂だ。

山の上に、蒲原病院という総合タイプの病院があってそこにバス停があるのでとまった。

ここで 5~10人くらいのって、にぎやかになる。

山を下って、ふたたび一号線を走った。

それからは旧東海道を走って、ひとつのバス停につきひとりずつの客をおろして、由比駅が下にみえるとこで終点寺尾橋についた。

乗務員「ここでよろしいですか」

私   「ここが目的地ですよ」

車庫前のバス停のような会話をしとる。(笑)寺尾橋で降りる客って・・・、よほどいないんだ。

さてとここからハイキングコース。(笑)

推定距離五キロの道のりを、歩いていきます。

しかも坂がきつそう。(苦笑)

最初は、江戸時代のような旧宿場町のようなところを歩いていく。

そしてミカン畑の中の道を歩いていく。

軽トラックが似合う光景だ。

ミカンの種類は甘夏のようで、収穫期を追えたせいなのか腐ったミカンが大量に落ちている。

臭い。(泣)

これだけ腐ったミカンがあるのに、ハエが湧かないのは不思議だ。


路線バスでどこまでも

さった山頂には、記念碑があった。

この周辺からは、国道一号線やJR東海道線東名高速道路など日本の大動脈が見える。


路線バスでどこまでも

これはわかりずらいな。(苦笑)


路線バスでどこまでも

あとは、普通の道を下っていきます。


路線バスでどこまでも

延々と歩いた結果、静鉄バス「新浦安橋」 バス停に着きました。

一時間以上も歩いたな。

18:10 分新浦安橋バス停に着きました。

次のバスは、18:20 分ちょうどいい感じだ。


路線バスでどこまでも

静鉄バスには、鉄道のようにすべての路線に、路線名が命名されている今から乗るバスは「三保山の手線」で清水市の三保まで行く。

私はJR清水駅までのる。

改めて思う、乗り物は楽だって。

六人くらい乗っているが、客はすべて10代20代ばかりだ。

私が平均年齢を上げている。(笑)

ふだんは私が平均年齢を下げているのだが、過去には川崎から横浜までの、横浜市営7系統にのったときは、じいさんばあさんばかりのっていた。

超常現象だ。(笑)

清水駅についたときはすっかり暗くなっていた。

本日はここまで。