便名の振り方には一応の指針があるものの、航空会社により割り当て方はまちまちです。

国際線では基本的に西行き、南行きのフライトには奇数、東行き、北行きのフライトには

偶数が割り当てられています。

航空会社によっては、国外へ向かうフライトに奇数を、国内へ戻ってくるフライトに

その次の偶数を振ることもあります。

 

同日中に複数のフライトがある場合には、昇順に振ることが多いです。

例えばその日の一便目に101、折り返しの便に102を割り当て、

次の往復には往路が103、復路が104という具合に便名を振ります。

 

一方、国内線では例えば羽田発着を基準に考えた場合、羽田発便を下り便として奇数、

羽田着便を上り便として偶数が振られます。

 

一般的に4桁の便名で、1000から4000番台は子会社の担当する地方便、

5000番以上は別会社の運行するコードシェア便に振られます。

 

9000番以上は回送便に回されることが多いです。

 

上一桁が8のフライトはチャーター便のことが多いですが、航空会社により別の番号を使うこともあります。

 

また、過去に事故を起こしたフライトの便名は欠番にすることが多いです。