2022.06.06で「しばらくブログお休みします」って言ったのですが、
割と早く復活?しました。
飛行機に乗る時、飛行機を区別するためにフライトごとに便名が決まっています。
ANA057やJAL509などです。←実際に存在する便名です
このようなアルファベットと数字のことを便名と呼びます。
これにより、それぞれの飛行機が識別されます。
アルファベットが航空会社と表し、数字が便の名前だということは
いうまでもありません。
しかし、このアルファベットの表記方法は実は2種類あるのです。
ICAO-3レターコード
これは、みなさんもよくご存知の馴染みある表記方法です。
ANAやJALなど、航空会社の名前がそのまま書かれていますが、ただの頭文字の
略称ではなく、ICAOという国際航空機関に、正式に認められたコードなのです。
全ての会社のコードが3文字に統一されています。
ICAOとは国際民間航空機関のことです。
International Civil Aviation Organizationの略です
IATA-2レターコード
一方で、これは航空会社の中で使われる頻度の高いコードです。
例えば、ANA→NH JAL→JLというように、全ての航空会社に対して、
2文字のコードが振り当てられています。
これは、実際電光掲示板やフライトレーダーにも表記されています。
IATAとは、国際航空運送協会(International Air Transport Association)の略です。
先頭の2文字(ANA→NH、JAL→JL)は、IATAが決めた航空会社別のアルファベットです。
ANAつまり全日本空輸は、元々、日本ヘリコプター輸送株式会社と極東航空株式会社という
2つの会社でした。そのため、IATAへの登録は、元々の「日本ヘリコプター」の
頭文字を取った、NHとなっているのです。