私はお酒が好きです

でも・・・・・冷酒は・・・・・ワインよりも早めに酔ってしまいます(笑)

 

飲食店でよく「お冷やをください」という言葉を耳にします。

この場合のお冷やは、「冷たいお水」という意味で使われています。


「冷や(ひや)」という漢字や意味から、冷たい飲み物を意図して使われるのは当然のことかもしれません。

しかし、日本酒になると「冷や」の意味ががらりと変わってくることをご存じでしょうか?

 

日本酒において「冷や」とは、「常温の状態のお酒」を意味します。


冷蔵庫のない時代、日本酒はお燗で飲むか、温めず常温のまま飲むかの二択でした。

そのため、お燗よりも温度が低い常温のお酒を「冷や」と呼んでいたのです。

 

一方の「冷酒」は、冷蔵庫や氷水の中に入れて冷やした、「冷たい状態のお酒」のことです。

グラスに氷を入れて飲む「オン・ザ・ロック」や、かき氷やクラッシュアイスにお酒を注ぐ「みぞれ酒」もあります。

 

現代においても、「冷や」は冷やしたお酒ではなく、常温のお酒を指して使われています。

居酒屋などの飲食店でも、「冷や=常温のお酒」と定義していることが一般的です。
ただ、近年は冷酒のことを「冷や」と呼ぶ人も増えています。

飲食店などで注文する際、どちらの意味で取られるか分からず不安な場合は、

「常温でください」「冷酒をお願いします」などと、確実に伝わるように注文することをおすすめします。

 

 

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