私がいつも「あれっ?どっちが先だっけ?贔?屓?」と思う漢字に

ひいき(贔屓がありあます)

最近は、間違える事はないのですが、以前は「あれっ?どっちが先だっけ?

挨?拶?」と思っていた、「挨拶」と同じ感覚です。

 

贔屓とは、気に入った人を特に可愛がったり、引き立てる事です。

 

贔屓の「贔」の漢字は、貝(財貨)を三つ合わせて重い荷を背負うことを意味しています。
「屓」の漢字は、鼻息を荒くすることを表しています。


この二つが合わさった「贔屓」は、鼻息を荒くして力んだり、力を込めるという意味で用いられて

いました。


そこから、贔屓は特定の人を助けるために力を入れたり、目をかける意味に転じました。


中国では、碑文の石の下で支える形に彫られた亀を「贔屓」と呼ぶため、

これを贔屓の語源とされることも多いです。

 

 

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この亀は、土台となり力を入れて支える姿から、「贔屓」と呼ばれるようになったもので、

特定の人に対してする「贔屓」の語源ではありません。

 

贔屓の読み「ひいき」は、漢字音の「ひき」が長音変化したものです。