和名クリの語源は諸説あり、食料として古くから栽培され、
果実が黒褐色になるので、「黒実(くろみ)」になり、
これが転じて「クリ」と呼ばれるようになったという説、樹皮や殻が栗色と
いうところから樹名となったという説、クリとはそもそも石という意味で、
実の硬い殻をクリと呼んだという説などがあります。
日本では野生種はヤマグリ(山栗)と呼ばれ、果実が小さいことからシバグリ(柴栗)とも言い、
これを改良した園芸種がニホングリ(日本栗)です。
中国植物名は栗(りつ)です。
中国のシバグリが、甘栗(天津甘栗)として市販される栗です。