沼(英語 : marsh)とは、湿地の一種で、池や湖との区別は明確ではありませんが、
一般に水深5m以内の水域であり、イネ科やシダ、ヨシ、ガマ、スゲなどの草に占められ、
透明度が低く、規模があまり大きくないものを指します。
湖沼学上では、水深が浅く水底中央部にも沈水植物(水草)の生育する水域と定義されています。
池とあわせて池沼(ちしょう)、湖とあわせて湖沼(こしょう)と呼ぶことがあります。
湿っぽく泥の深い地の事を沼地と呼びます。沼地の植物は草より木の方が多いです。
沼の水が塩水の場合、その沼は塩沼(えんしょう)と呼ばれます。
河口部において満潮になると水に浸かり、干潟では土がむき出しになる場所は
塩沼湿地と呼ばれ、独自の植物が見られます。
沼には野生動物が生息し、しばしば多種多様な動物の繁殖地となります。
私が行った事がある「沼」と名前がついている場所は・・・・・福島県の五色沼(ごしきぬま)です。
磐梯山の北側、裏磐梯と呼ばれる地域にある大小30余りの小湖沼群のことです。
緑・赤・青など、様々な色の沼が点在し、磐梯朝日国立公園に指定されています。