対策を実施したら、その効果について測定します。
その対策が有効だったか否かを測るには、巧遅より拙速です。


時間をかけてよい案を実行することより、拙い案でもよいので速く実行に移すことが大切です。
PLANで立案時間が長引けば、DOがなかなかできず、効果も測れません。
60%の案でもよいので実施してみて、効果を測り、その結果また次の案を出すというように、

PDCAサイクルを回すことが大切です。


失敗を重ねながら、試行錯誤で少しずつ良くしていきます。
そして、効果があまり得られていないようであれば、原因分析や

対策立案に戻って、何度もPDCAサイクルを回して、問題解決をしていきます。


更に、効果の確認は、発生原因に対する改善の効果と、

流出原因に対する改善の効果、両方を行ないます。


発生原因に対する改善効果は、不良やミスを生み出した原因

そのものが取り除かれて、不良や、ミスの発生が無くなったか、

などについて確認します。
 

流出原因に対する改善効果は、不良やミスを次の工程に流さないように

止められるか、その有効性について確認します。
 

そして、最後に当初目標設定した、何を、いつまでに、どれだけ、

という定量的な目標値が、結果として、何が、期限終了時に、

どこまで達したか、という効果を確認します。

 

PS : 昨日のNHKの"あさイチ"で、私が9月10日に取り上げたECRSをどう家事に

生かすのかを"やめ家事"で解説していました。

ちょっと嬉しい気分になりました(笑)