昨日は、売値=原価+儲け(利益)と書きました。

これでいいのでしょうかねぇ。

 

これだと、原価、つまり、材料費、設備費、労務費、経費を是認している

前提ですよね。

材料費が適正かどうか?設備費が適正かどうか?をチェックして

いる上で、であればいいのですが・・・・・

 

それと、これは、お客様志向ではありませんねぇ。

有名ブランドで、お客様がいくらでもお金を出して貰う商品だといいですが。(笑)

 

これは、考え方を変える必要があると思いますねぇ。

先に売価をマーケティング調査から得られた、ベンチマークに則って

決める必要があります。

他社の売価もベンチマークする必要がありますね。

そうすると、自ずと、原価+儲け(利益)をいくらにしないかいけないのか、

分かります。

つまり、ベンチマークから得られた売価=原価+儲け(利益)にする必要があります。

 

儲け(利益)ですが、これは、業界毎に違うので、一概にいくつ(何%)がいいのかは、言えません。

でも、この儲け(利益)が決まれば、自ずと、その商品の原価が決まります。

 

例えば、ベンチマークから得られた商品が100万円だったとします。

その10%、つまり10万円を儲け(利益)にしたいのであれば、

原価=ベンチマークから得られた売価-儲け(利益)

90万円=100万円-10万円

 

何となく、私が言っている事、お分かりになりましたが?

材料費、設備費、労務費、経費、これらを十分に精査し、この場合、原価を90万円にする必要が

あると言うことです。

 

「何を言ってるの?」って思われて方もいらっしゃると思います。

でも、この100万円は、ベンチマークから得られた商品の価格なんです。

ベンチマークされた会社様が利益を10万円も取っていないのなら話は別ですが、

10万円の利益を取っているのであるなら、その会社様は原価90万円で

その商品を作られているのです。

そこまで、努力する必要があるのです。