韓国ドラマのワンフレーズが日本語だと錯覚してしまう、

空耳アワー……実は現実だったということも珍しくありません。

それくらい、韓国語と日本語には似ている語彙がたくさんあります。

 

韓国カルチャーに精通していると、韓国語の中に日本語を見つけることもあるはずです。

韓国語と日本語って似ていておもしろい!と韓国語を始めたというケースもあるかもしれません。

 

韓国語と日本語、似ているから混乱することもあります。

でも、似ているからこそ、面白いものだと思います。

日本語母語話者が韓国語にハマってしまう理由でもあります。

 

韓国語と日本語には、どんな似ている語彙があるのでしょうか?

韓国語初心者がハングル語と日本語の似ている語彙を知ることで、

さらに韓国語への興味を持てるようになるはずです。

 

朝鮮半島と日本列島は陸続きになっていて、人々が自由に往来していました。

海峡に隔てられたときには、すでにひとつの言葉で会話ができるようになっていました。

韓国語と日本語はもともとひとつの言語でありました。

 

朝鮮半島も日本列島も漢字文化圏にあります。それぞれ中国大陸の漢字に影響を受けています。

韓国語ではハングル表記がされますが、漢字語そのものは数えきれないほどあります。

日本語には漢字表記とあわせて漢字語が活用されています。

つまり、それぞれ中国の言語をベースにした漢字語があるため、似ている語彙があるのも当たり前なのです。

 

言語学では韓国語・日本語はウラル・アルタイ語族に分類されるとも言われでいます。

モンゴル語・トルコ語などが含まれる語族です。

 

相撲界で活躍するモンゴル出身の力士たちは、おどろくほど流暢な日本語をしゃべります。

モンゴル語話者にとって、日本語はとても似ていてしゃべりやすいというのです。