パムッカレは、イズミルから東南へ250km、トルコ語で
「綿の城」と言う意味を持つトルコ有数の温泉保養地です。
珍しい石灰棚は、世界遺産に登録されています。
この奇観をひとめ見ようと、夏のシーズン中は
多くの旅行者で賑わっています。
石灰棚のところどころに温泉水が溜まった池があり、
水着姿で泳いだり、湯に浸かったりするのが、観光客の
楽しみのひとつでもありました。
ところが、あまりの開発ラッシュのためか、
現在温泉は枯れつつあります。
そのたま棚に湯を流すのは、夏期の日中のみとなっています。
また、景観保護の観点から石灰棚への自由な進入も禁止されて
しまっています。現在は、展望台と、遊歩道から眺めるだけと
なってしまっていますが、白とブルーのコントラストが美しい
石灰棚は、堪能出来ます。
また、観光スポットは、これだけではなく、石灰棚を望む
丘の上には、ベルガモン王国やローマ時代の遺跡が広がっています。
