心出し(芯出し)ってご存知ですか?

 

心出し(芯出し)と言うのは、回転部分を有する機器の

結合時に、双方の回転軸中心を合わせる調整作業、

あるいは、機械を組み立てる時、摺動面、回転軸が定められた

精度内に入るよう調整する作業の事です。

心出し(芯出し)が正確に行なわれないと、機械の性能が

十分に発揮されず、また、運転中に発熱、異常音、油漏れなどを

起こす原因となります。

また、機械を据え付ける際に定められた位置(水平方向、垂直方向の位置)に

正確に据える事も心出し(芯出し)と言います。

特に複数台の機械を搬送設備で繋ぐ場合や、トランスファーマシンなどの

場合は、全ステーションの機械の心出し(芯出し)が重要になります。

 

リング状の部品を製造する工程は、10工程ありました。

それぞれの設備の心出し(芯出し)が大変でした。

(私が実際に作業したのではないですが)

 

兵庫県でトライした地盤と、神奈川県の埋め立て地の違いも

あったようで、心出し(芯出し)をしていた作業者の方から、

「埋め立て地はやりにくい」と言われました。