リング状の部品の生産工程をおさらいします。

 

① : 直径約2mくらいのコイルになった材料が10トン車で運ばれて来ます。

 

② : そのコイルになった材料は、その材料を受ける台のようなものに

乗っています。

 

③ : その材料が以下のような工程で部品になります。部品は、直径40cm~50cm位です。

コイル材→直線機でまっすぐにする→直径40cm~50cmの円形にする→切断→溶接→

溶接した時に出来るバリを切断→熱処理→空冷→ショットブラスト(表面についているスケールを除去)

→サイジング(プレスをして、厚みと直径の矯正をする。)→パレタイズ(自動でパレットに

投入)

 

と言う事は、

直線機、リング状に曲げる機械、切断機、溶接機、バリ切断機、熱処理機、

空冷機、ショットブラスト、サイジングプレス、パレタイザーの合計10種類の

機械(設備)の進捗状況を確認する必要がありました。

予め、業者様から頂いた工程表を元に、「そろそろ完成しそうな時」に

進捗状況の確認に行きました。

 

2月10日のブログにも書きましたが、溶接機については、

フラッシュバット溶接とバット溶接のトライアルをしないといけないので、

大変でした。

 

日程通りに進捗していなかったり、実際には、業者様の下請けの業者様にも

製作依頼があり、設備の点数が多いので、

進捗確認が大変でした。

 

また、工程表の修正も、何回か実施され、当初の導入計画より設備導入時期が、

遅れたと思います。