今日は、28日ですね。
ケンタッキーフライドチキンがお買い得な日ですね。
昨日のブログにあった"めくら蓋"は、尿素SCRシステムの
AdBlue(尿素水)を注入する口だと思います。
「尿素SCRシステムって何?」と思われる方が大半だと思いますので、
少し説明しますね。
尿素SCRシステムは、排気ガス浄化技術の一つで、
ディーゼルエンジンの排気中の窒素酸化物(NOx)を浄化する技術です。
SCRは、Selective Catalytic Reductionの略であり、日本語では、
「選択(的)触媒還元」を意味します。
尿素以外の還元剤を使用する方法もありますが、尿素を使用する方式が
主流です。
尿素SCR触媒は、火力発電所など排気ガス処理に利用されていたのもので、
自動車への実用化例は、なかったのですが、日産ディーゼル工業(現:UDトラックス)が
自動車用の尿素SCRシステム「FLENDS」(フレンズ:
Final Low Emission New Diesel System)を2004年に世界初の実用化に
成功しています。
A35は、ガソリン車なので、下のポンチ絵で「AdBlue」と書いてあるところの蓋が
必要がないので、めくらにしていると思うのです。
ただ、納得がいかない点もあるのです。
それは、AdBlueは、5,000km走ったら、補充だと聞いています。
だとすると、仮にガソリンを500kmで1回入れるとすると、ガソリンを10回入れて、
1回だけAdBlueを入れればいいので、敢えて、この位置に注入口を
レイアウトするのではなく、トランクルームの中に注入口を設けても
いいように思うのです。
以上は、私の見解なので、合っているかどうかは分かりません。(笑)
