結局、私が生たまご10個を飲む羽目になりました。
仕方ありません、Tさんの命令ですから。
早稲田、明治とも、お互いのテーブルにあったウイスキーの水割り用の水差しの水を各人の
グラスに入れたり、残っている水が少ない水差しに水を足したりして、
各校、空の水差しを1個ずつ用意しました。
まずは早稲田の番です。
たまご10個入りのパックのたまごを1つ割っては、
水差しに入れ、1つ割っては水差しに入れ・・・・・
醤油も何も入れないルールになっていました。
「味気ないたまご10個なんて、飲めるのかなぁ。」と不安になりました。
「醤油があれば、まだましなのになぁ。」とも思いました。
そして、始まりました。一気コールです。
「一気!!!一気!!!一気!!!」
私は、一気に飲みました。20秒から30秒くらいで飲み干したと思います。
終わった瞬間の気持ち・・・・・正直、気持ち悪かったです。吐きそうでした。
実際には、吐いていませんが。(笑)
Tさんは、明治の人達に誇らしげに言いました。
「次は、そっちの番だよね。」と。
す、すると、明治の人達の中にどよめきが・・・・・・
「本当に飲んじゃったよ」、「誰かやれよ!」、「無理だよ」・・・・・
Tさんは、しつこく言い続けました。私達の学部4年生も「次やれよ」みたいな感じで・・・・
煽り立てていました。
「みんな、何言ってるの?生たまご10個飲んだのは、俺。何でそんなに強気なの?」と思いました。
結局、明治の人達は、「すみませんでした、このたまご10個置いて、僕達は帰ります。」と。
と言うことで、明治の人達は、10個入りのたまごを1パックを置き去りにして、帰ってしまいました。
たまご10個が可哀そうでした。(笑)
そのあとは・・・・・と言うと・・・・・
「よくやった、たまごで口の中が気持ち悪いだろう。だから、これ飲め!!!」とTさん。
濃い目の水割りを私の前に・・・・・
まっ、これも勢いで飲み干しました。
たまごに濃い目のウイスキー・・・・・流石に吐きそうでした。でも、吐きませんでした。
すると、遠くの方から、私においでおいでをする人達がいました。
私は、何のためらいもなく、その人達のテーブルに行きました。
「僕達、○○○○○○こんにちはの者だけど・・・・・」と。
○○○○○○こんにちはは、沢田亜矢子さんが司会をしていたワイドショー番組でした。
先日亡くなった、岸部シローさんも司会を務められていました。
男性2人、女性1人でした。番組ディレクターとプロデューサーでした。
「君、面白いねぇ。今度、テレビ出てみない?」から会話が始まりました。
「どこの大学?」
「早稲田です」
「学部は?」
「理工学研究科です」
「えっ、大学院生なの? 全くそうは見えないねぇ。本当に理系? 君は文学部か商学部だと思ったよ。」
「?????」
テレビ局の中の話、私が幼い時にVTのCMに出演していた話なんかをして盛り上がりました。
私の事については、2019.08.22と08.23のブログに書いていますので、よかったら読んでみて下さい。
そして、キープしていたボトルもなくなり、3人は帰る事になったので、
そのテーブルから元々いた私達のテーブルに戻りました。
「遅かったですねぇ、何を話していたのですか?」と学部4年生達。
「テレビに出演しないかって?」と私。
学部4年生達は「凄いですねぇ」と。
そのあとも番組プロデューサーとディレクターの話で盛り上がりました。
お開きの時間になりました。終電はとっくに過ぎていました。
「この10個のたまご、どうしよう?」とTさん。
すかさず、私が、
「立ち食いうどん屋で、かけ(す)うどんを頼んで、たまごを入れましょう。」っと。
「それはいい案だ。」とTさん。
当時、新宿コマ劇場がありました。
今は、新宿東宝ビルになっているようですが。
新宿コマ劇場の裏に、小さな立ち食いうどん屋さんがありました。
7人で、うどん屋さんに行きました。
そして、みんな、「かけうどん」を注文しました。
かけうどんにたまごを入れようとした瞬間、
「持って来たたまごを入れるのは、ダメだよ。やるなら、外に出て。」と
言われたので、みんな、立ち食いうどん屋さんの外に出て、
たまごを入れて、うどんを堪能しました。
朝になりました。
少し、頭が痛かったです。
「昨日は、飲みすぎたなぁ。」と思った瞬間、身体に異変を感じました。
「えっ、これは?????」
びっくりしました。
私の親愛なるムスコ君が、元気バリバリになっていました。
凄く硬く~・・・・・
「これはいかん、まだ、ファッションヘルスもやっていないし、ファッションヘルスが
やっていたとしても、ファッションヘルスに行ってしまえば、ゼミに出席出来なくなるし・・・・・」
というような事を考えました。
そして、ある歌が私の脳裏に・・・・・
それは・・・・・「いい日旅立ち」(山口百恵、谷村新司)でした。
「旅」を「朝」に替えて歌いました。
「いい日『朝』立ち・・・・・」
今でもこの「いい日朝立ち」が好きです。違いますね、「いい日旅立ち」ですね。
このブログを読まれている男性の方は、よくお分かりだと思います。
このブログを読まれている女性の方で、「ニヤっと」された方は、
相当エッチな方です。(笑)
それだけでは、ありませんでした。
この日の午前中にある「ゼミ」の資料が3個のたまごとじ状態になっていました。
ビニールに覆われているデパートのビニール付きの紙袋の中に、
セミの資料とたまごが・・・・
そ、そうです。立ち食いうどん屋さんで使い切れなかった3個の生たまごを
この紙袋に入れっ放しにし、その生たまごが割れて、ぐちゃぐちゃになっていました。
ゼミの資料をデパートのビニール付きの紙袋に入れて研究室に行くとは、私は一体、何を考えていたのでしょうかねぇ。
恐らく、何も考えていなかったのですよ、きっと。
ゼミの資料とは、教授が出した課題を各人が解いたものでした。
仕方ありません。このまま、研究室に行きました。
昨夜の飲み会に出席していなかったのは、大学院2年生のMさん、
私の同級生のMちゃんとS、そして私の同級生でしたが、1年留年し、
4年生を2回やっているMの4人だけ。
私以外の6人は、昨夜の事を良く知っています。当然です。
ゼミが始まりました。
ひとりずつ課題を説明していきました。
「ビリっ、ビリっ・・・・・」
私のゼミ資料が音を立てました。教授は、そのたびに「な、なんだ、今の音は?」
「誰だ?」
仕方がありません。
「資料から、たまごを剥がしている音です。」と私。
教授は、「何?????、何でたまごがゼミの資料にくっついているんだ?」
今日は、下ネタですみませんでした。また、興味のない方、ごめんなさい。(謝)