大学院の面接を受け、1週間後に合格と知らされました。

その3週間後、つまり7月1日からは教育実習が始まりました。

7月15日までの2週間。

 

私が選考した学科を卒業しても、中学校での技術科、

高校での工業科の教諭免許しか取れなかったので、

他学科聴講をしました。

資源工学科と応用化学科です。

この2つの学科で一定の単位を取ると、理科の教諭の免許が

取れるからです。

高校では、理科(生物/地学/物理/化学)の授業がありました。

その中で一番好きだったのは、化学でした。

 

教育実習は、母校に行かないといけなかったです。

福岡県立修猷館高等学校、

私の母校です。

 

初日は、教育実習をする大学4年生が集まりました。

私は、1年浪人しているので、同級生と1年下の後輩。

 

私の学年は450名中、女子は98名でした。

「可愛い子はごくわずか」だったのですが、

大学4年生ともなると可愛くなるのか、可愛い女の子も

いました。

「高校の時から付き合っていればよかったなぁ」と

後悔もしました。(笑)

3年間とも男クラ(男子クラス)の私には到底無理な話ですが。

 

私は、一番好きな化学で教育実習をしました。

授業のみではなく、実験もしました。

確か、教育実習中に教科書のどこからどこまでを

教えるか高校の先生と打ち合わせし、1日1日の授業の

ポイントを話し合ったと思います。

最後の授業では、わら半紙(今はないのでしょうか)に

私の授業についての感想を書いてもらいました。

今でも大切に持っています。

 

当時は、高校生だった子たちも今となっては、

私と同じ「おじさん、おばさん」です。

当時は5歳~6歳違うと大学生と高校生の差でしたが、

今は、同じ「おじさん、おばさん」の範疇です。(笑)