求人が貼り出されました。

この時、私の心は決まっていました。

2~3歳頃から大好きだったある「物」を作る会社へ

就職しようと。

「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものですね。

 

「修士(大学院博士前期課程)もしくは学部2名」

覚悟はしていました。

仕方ありせません、私の専門と直結していませんから、

求人人数が少ないのは・・・・・

 

「大学院で2名希望者がいたら終わりかぁ」

 

私の予想は的中しました。

大学院で2名希望者が出て、学部の私は希望する事が出来ませんでした。

 

同じ学部のO。

Oの父親はある有名工業大学の教授でした。

Oは東大合格者に名を連ねる、私立M高校の出身で、

成績は4番。

Oは父親のコネで2名枠を超えて、希望しました。

 

「終わりました」

私は、就職を諦めました。