早稲田祭当日を迎えました。

朝、Yから電話があることになっていました。

でも、掛かってきた電話は以外なもので、

「風邪を引いたみたいで、ちょっと微熱があるの。」でした。

「今から行くよ」

「いいよ」

というやり取りのあと、私はYが住んでいるYのお父上の

社宅に行きました。

Yのお父上の会社は東証1部上場の会社です。

 

住所は聞いていました。

最寄り駅が東武東上線の

東武練馬駅だったので、近くの地理にも詳しかったので、

私にとって、社宅を探すのは簡単でした。

社宅は、私が頻繁に行っていたE、Tのアパートとは線路を挟んで

反対側にありました。

 

早稲田祭の事はどうでもよかったです。

Yの体調だけが心配でした。

 

紅茶を飲みながら話をして、私は帰る事にしました。

その時です。

「早稲田祭行こうよ」と。

Yは、37度くらいの微熱があったように思います。

もしかしたら、それよりちょっと下がっていたかもしれません。

 

早稲田祭をちょっと見たように思います。

でも、記憶が曖昧です。

 

そのあと、私のお気に入りの新宿歌舞伎町の

個人主義というパブに行きました。

当時、パブが流行っていて、ウイスキーのボトルを

入れることがステータスだったように思います。

前の日にYへのプレゼントを買っていて、それを渡し、

文通での喧嘩別れの件でいろいろ話をしたように思います。

 

そのあと、シンデレラというディスコに行きました。

ディスコにはチークタイムがあり、チークダンスを踊りました。

チークダンスで盛り上がったあと、ディスコを出て、

タクシーを拾い、そのまま私のアパートへ。

Yは、お父上に「女の子の友達の家に泊まるから」と

嘘の電話をしました。

 

8日の朝、Yとコーヒーを飲み、アパートを出ました。

早稲田駅で偶然、第二外国語のロシア語で一緒だった

友達と会いました。

Yと私を見て、にやっと・・・・・

 

Yとは高田馬場まで一緒でした。

Yは池袋方面に、私は新宿方面に。

私は新宿にある文化服装学院で何かの催し物があるので、

大道具の手伝いのバイトがあったのです。

バイトをさぼる訳にもいかず・・・・・

 

バイトをさぼって、Yとずっと一緒にいたかったです。

前の日の余韻を残したまま・・・・・