大学1年生~2年生は、教養課程なので、

専門に関係する講義より、数学、物理といった

一般教養の授業が多かったです。

特に数学は、高校の数学とは桁外れに難しかったです。

 

理工学部13学科のどの学科もロシア語を第二外国語に

している人が数名ずついましたので、他の学科の友達も出来ました。

 

一番仲良くなったのは、大物歌手の従弟であるN。

Nの父親が、大物歌手の父親の弟でした。

 

Nは都立高校の出身で、私と同じ一浪でした。

でも、境遇は私とは全く違っていて、浪人の時、車の免許を取り、

車(ギャラン)を持っていました。

家は、世田谷区。

両親は別の場所に住んでいて、世田谷区の一軒家にNひとりで

住んでいました。

 

次に仲良くなったのは、鹿児島県出身のW。

Wの出身高校は、私の父の出身である旧制中学でした。

Wは現役で早稲田大学に入学。

確か京都大学を落ちたと言っていました。

 

Nはそんなに背は高くなかったですが、甘いマスクで、

本人曰く、「誰でも落とせる」と。

 

Nと付き合い始め、夜はディスコ通いを始めました。

1,500円で、フリーフード。

どうせ、夕食を摂らないといけないので、都合が良かったです。

終電がなくなったも、歩いて家に帰る事が出来ました。

 

ディスコ通いをする目的は、「ナンパ」。

Nからナンパの方法を習いました。

断られる事も多く、そうなってくると、女の子に声を掛けるのは、

簡単に出来るようになりました。(笑)

 

今の私からは、想像出来ません。

私を知っている人は、私を見て、「この人、昔、よくナンパしていた人?」と

疑問に思うと思います。