白木原から、福岡市西区の320万円の建売り住宅に、引っ越して来た時の

犬猫体制はと言うと、

 

秋田犬のクロは健在でした。

身体も随分大きくなり、私より大きかったです。(笑:ちょっとオーバーです)

 

猫体制は、初代サブは雌猫の匂いに惑わされ、帰る家を見失い、蒸発しました。

「雌猫の匂いに惑わされ」と言うのは、今の私と同じですね。(笑)

 

私はいつもこの匂いに惑わされ、いつもフラフラしています。

これが、私の人生です。

今もフラフラしています。

 

自分では、何も決められない人生なのです。(笑)

決めるのはいつも、近くにいる女性なのです。

変ですよね。

もしかしたら、自分の事はあまり考えなくて、相手の事を考える性格だからかも

しれません。

中学→高校→予備校→大学→大学院→社会人人生、このフラフラで成り立っています。

 

話は猫に戻って、2代目サブと父の知り合いからもらったリリーがいました。

サブもリリーもシャム猫です。

その子供のサリー(サブとリリーの間に生まれたので、サリーと名付けました。)もいました。

シャム猫はここまでで、あとは、雑種のようになっていきました。

家の柱は、猫の爪とぎ場になっていました。

 

建売りで購入した320万円の家は、雨が降ると雨漏りしました。

「家の中でも雨が降っている」

私にとって、初めての経験でした。

「ぼけーと見とらんで、はよ、洗面器とバケツを持って来て。」と母から言われました。

言われる通りにすると、今後は雨が洗面器とバケツに当たり、音が五月蠅く、気になりました。

夜は眠れませんでした。

今の洗面器、バケツは樹脂製のものが多いですが、当時は鉄板製が

多かったように思います。

 

父が建売りの販売をした業者を呼びつけました。

呼びつけては、補修、呼びつけては、補修・・・・・

何回これを繰り返したのかは、覚えていません。

覚えているのは、雨が降ると、洗面器とバケツを素早く、用意する事!

 

そんなやり取りをしたあと、2階にあった物干しはなくなり、屋根になりました。