私は、母から絵本を読んでもらう事が好きでした。

一番好きだったのは、「シャボン玉」。

確か、女の子とあとふたりシャボン玉を飛ばしていたような

絵本だったと思います。

黄色の服を着ていたように思います。

 

でも、本当に好きだったのは、「絵」ではなく「歌」だったと思います。

「シャボン玉飛んだ屋根まで飛んだ・・・・・」

と母に歌を歌ってもらいました。

あとで聞いた話ですが、母が家事などで忙しかった時は、

歌の途中をはしょって歌ったそうです。

そうすると、私がきちんと歌うように言ったようです。

この記憶は定かではありません。

 

ある時、赤い消防車を見ていた時です。突然、熱が出てきたように思います。

この時は、風邪ではなくはしかでした。

はしかになった事を母が言っていた事は覚えています。

 

この絵本、実は、歌を覚えるための絵本だったようです。

母が色々な歌を歌ったくれたと思います。

母はコーラス部にいたと聞いています。

この事が、私が音楽を好きになったきっかけだと思います。