電力自由化に伴い北海道管内においても多数の電力会社の契約選択肢がある。ネット情報では安さに定評のあるエネワンでんき、ENEOSでんきを契約した場合と、北海道電力の各種プランの電気代をエクセルで計算してみた。

 

下表は、50A契約の場合の電力使用量別の月々の電気代(円)(2022年9月現在)。注:最安が赤色。

 

電力使用量kWh ほくでんエネとくS ほくでんエネとくM ほくでんエネとくL ほくでん従量電灯B eneosでんき エネワンスタンダード エネワンL
50 5354 8393 12782 3259 3224 3242 3314
100 5709 8748 13137 4813 4742 4882 5026
150 6065 9104 13493 6556 6419 6699 6808
200 8039 9459 13848 8424 8201 8635 8637
250 10013 9815 14204 10293 9984 10570 10466
300 11987 11733 14559 12236 11814 12576 12360
350 13961 13651 14915 14290 13716 14686 14350
400 15935 15569 15270 16345 15618 16797 16341
450 17909 17487 17186 18399 17520 18907 18331
500 19883 19405 19101 20454 19422 21018 20322
550 21857 21323 21017 22508 21324 23128 22312
600 23831 23241 22932 24563 23226 25239 24303
650 25805 25159 24848 26617 25128 27349 26293
700 27779 27077 26763 28672 27030 29460 28284

 

電気料金は、

基本料金+電力量料金x使用量+燃料費調整単価x使用量+再生可能エネルギー発電促進賦活金単価x使用量

で計算される。

 

このうち、再生可能エネルギー発電促進賦活金単価は3.45円/kWhとこの3社で差異はないが、燃料費調整単価は電力会社によって異なる。たとえば、エネワンでんきの燃料調整額は2022年9月現在、6.82円/kWhであり、北海道電力およびENEOSでんきの3.66kWhよりかなり高い。エネワンでんきは電力量料金なら最安級だが、燃料調整単価の高さによって上記の表のように請求額は1段高くなることが予想される。

 

ENEOSでんきは、北海道電力の従量電灯Bを基準とすると、「燃料費調整単価が北海道電力と同じ」と記載があり、電力量単価が若干安いことから総じて安い。

しかし、過去の請求額、電気使用量が概ね把握できているならば、北海道電力のエネとくS/M/Lプランを適切に選択することで電気代を最安にできるかもしれない。

結局のところ、電気代を安くするには電気使用量の把握と各電力会社の電力プランの特徴の理解が必要で、それができる条件なら北海道電力の電力プランは優秀に感じた。

 

このごろ燃料調整単価の上限が廃止されるとのニュースも聞く。エネとくプランは影響を受けるようなので、タイミングよく従量電灯Bにプラン変更も必要かもしれない。