marachite vol.3 | 徒然風

徒然風

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久々に小説書きたくなったので続きですダッシュ←宿題も終わってないくせにorz

何で書いてなかったかというと…まあこれにはモデルとしてる関係がございましてね、最近その関係にあまり触れてないんですよね、日常生活で。

僕の小説のコンセプトとして"半フィクション"が多いんですね。
事実に色々と付け足して物語にするっていう。

そのせいでモデルになる人からはやめろと言われ続けますが・・・
やってしまうのが性です←

あ、"せい"じゃなくて"さが"ですからね!?

忘れてしまったと思うので前々回前回のリンクを。

では、始めますか。


*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*

長いと思われた2週間は案外あっという間に過ぎ、桜の蕾も膨らんできた。

――「同じクラスになれるといいね」
―――「もしも違うクラスになっても仲良くしようね」
――――「二人はいつまでもつながっているから」

親指によって生み出された文字が耳元で囁かれたかのように脳裏を走馬灯のように只管廻る。
あなたも同じ気持ちなんだよね…。


2週間ぶりに袖を通すブレザー。
少し小さいようにも思えた。
思いを掌で握りしめて。
横浜駅で乗り換える。

門をくぐり、学校に入る。
1年1組の教室は全然変わってない。
昔の担任、昔のクラスメイト。
クラス替えのプリントが配られる。
折本純玲…2年…2組。
その名前を見つけた後、右下にあの名前を見つけた。


――違うクラスになっちゃったね。…仕方ないよね。だけど…お互い頑張っていこうね!
言葉だと言えないのに、こうやって文字なら本当の気持ちじゃなくても…伝えられる、伝わっちゃうんだよね。
「~E-mail sending~」小さな液晶に表示が現れる。

小さく溜息をつく。
春風に吹かれて桜の花びらが寂しき部屋に舞い込む。
暗闇に舞い降りる妖精のように。

だけど、今はその妖精すらも心を傷つけるように思う。
そんなに繊細になっていた。

もう誰も癒してくれない。
この心を治してくれない。
癈いり切ったこの体を…
医してくれるのは…湊斗だけ。

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚

比喩表現多いな、今回w
「癈いる」は「しいる」って読んで、「からだの器官の機能を失う」って意味。
まあ要するに空っぽになった、って意味で使いましたが。

ところで視点変わってたの気づきました?
一応最初から変わってるんですよ、これが。
フラグは立ってるんですね、二人称が「あなた」だったり横浜を通ってたり(純玲の家は上星川、横浜乗換で仲町台)。

というか量は少なめですがこれが時間かかるのなんの。
嵐聞いて歌いながらですが1時間弱かかっちゃいましたorz

頑張ったので?コメントプリーズw


では…勉強しなきゃだけど…する気ないんだよなorz

とりましーゆー!

こりこりももも。