ここ1年とちょっとただのオーディオ好きが
音を作る側の心情と苦労を知りたくて(ウソです。単なる興味本位)
PAやレコーディングエンジニアの真似事みたいなことに
首を突っ込んでいるわけだが、聴き手側の立場だったころ
何で?と思っていたことの答えが出たものもあった。
これだけでも勉強になる。
【素朴な疑問その1】
Q:何でハイレゾのファイルが無い?録音時から192/24やDSDとかで
録っちゃえばいいのに・・・。怠慢なんじゃない?
A:protoolsやその他のDAWもそうなのだが、
レートがあがるにつれ、使えるトラック数と
使えるエフェクトプラグインの量が減る(ハードの制約や
CPU負荷の関係上挿せる数が少なくなるのと
そもそもそのプラグインが24/96までの制約とか、よく聞く話)
CPU依存しないHDの場合も例外ではなく
DSPの消費もバカに出来なくなり、カード3枚挿し(HD3)でも
辛い場合がある。TDM(DSP)を喰らい尽くしたあげく
やっぱり足らずにRTAS(CPU)プラグインもみたいな・・
さらにこれはチャンネルが多くなればなるほど厳しい。
自在に自分の音を作りたいと思ってもパレットが不足するわけ。
現在のCDが(良くも悪くも)編集加工ありきの
産物であることを考えると、後々まで調整が入るので
どちらを取るのかなんていうまでもなし。
個人的にDSPの消費率を示す赤バーは心臓に悪い(笑)
不安定にもなりやすいし・・。
大体サンプリング上げて録って、確実に良くなる保証も
ないわけで、販売の際の売り文句だけになる可能性も高い。
すばらしい音質になったとしてもダウンコンバート作業で
多かれ少なかれ音質が変化してしまう為
そういった変化もわかった上で音作りするなんていう
芸当もいる、なので変化しにくい工夫・・・
なるべく仕上がり(CD)に近いところで作りたいと
考えるのは人情で、24/96とかで最初に録っても
ミキシングの段階で44.1の整数倍に落とし(88.2とか)
マスタリングで16/44.1に落とした時に良い感じになる。
あとDSDは上記ミックス&マスタリング後の音源を
2ミックスで永久保存する場合にはBESTな方法と思えるが、
DSDドメインで編集が出来ないから、将来的にやれリマスターだ
復刻版だーなんやらでミックスやり直しなんてこともありえるので、やっぱりPCMの音源側も保存しておかなければならない。
で、マスターが複数あるというのは管理側からしてみると
扱い難いことこの上なく、これがやっぱり広がらない原因なのかな
と思っちゃうわけですわ。
どうやってもお客さん(ユーザー)へお届けする音源の
1つの方式にしかなり得ないのかなと
DSD贔屓の私としてはちょっと残念に思ったりもする。
・・・Q1つでこんなに長くなってしまった。
さて、、、誰が読むんだろ。この文章。