今度は声優のアルバムw
ハーフインチマスターから引っ張り出したとのこと。

24bit/96KHzのファイルで一見45KHzまで音楽成分のように見えるが
スクリーンショットを取っただけではわからないものがあり、
波形の動きからしてどうもどこかで一度24bit/48KHzになっている。
で、経験上結構前段の部分でそうなっているように思う。
2インチマルチからミックスするときにA/D変換をかけてデジ卓(24/48)で
作業を行った後ハーフインチに落としたか
今回ハーフインチから取り込む際に24/48で取り込んだあと24/96にアップサンプルして
DAWでマスタリングしたかのどちらか。それでも周波数成分が残っているのは
マスタリングプラグインを挿して音質調整を行ったときに
24/96にアップサンプルした場合でもプラグインの影響から
24000Hz以上にも倍音成分が付加される為と憶測も出来るが、
44000Hz以降のヒゲの出方から今回のハーフインチからの取り込みが
どうやら88.2KHzで行われているようなので
マルチからのミックスダウン時だろう。最初から24/96などで録られた
セッションとは明らかに波形の動きが異なる。
別のスクリーンショットならばわかりやすい。

見ての通りではあるが年輪のようなもので、今回のようにアップサンプリングの方向で
編集を行っていくと何回加工を行ってきたのかがわかることもある。
音楽と綺麗に連動して柔軟な動きをしている波形は24000Hz位まで。
あとは大きな音が入った時に呼応するようにそこから上が別体で動く。
K2 HDリマスターもこんな感じだよね。
アナログマルチトラックテープマスター
↓
A/Dコンバート24/48ミックスダウン
↓
D/Aコンバート後にアナログ2トラマスター(今回これから取り込み)
↓
A/Dコンバート24/88.2後リマスタリング
↓
24/96に周波数補完技術なしで単純アップサンプリング
↓
今回のファイル
憶測といわれればそうかもしれないが
上記のような感じの遍歴だろうと思う。
あとアルバムCD時代には目立たなかったが今回はテープヒスがかなりある。
恐らくCD版はマスタリング段階である程度ノイズリダクションをかけたのだろう。
音の傾向から同じマスターから起こしたのだと思うが
今回は原音に忠実とするべくなるべく加工していないようだ。
もっともうっかりプラグイン挿そうものなら前述の遍歴通りだとすると
24000Hzから上はノイズ成分がほとんど。WAVESでもSONNOXでも
何でも良いのでNRプラグイン掛けてもらってよかったのにw
冒頭が静かな曲「桜」なんかだと結構目立つ。
テープ収録レベルをミスってやたら小さく録った?
それでミックスかマスタリング段階でリミッターで底上げしたら
ノイズ成分も底上げされちゃって(以下略)
まぁいいか、CD版よりは理論上良さそう。
実際にCD版に比べたらクリアになっている印象。
コンプのかけ方も今風でヘッドフォンで聴くことも
考慮している。
何より単純アップサンプルでなくて良かった。
少なくともテープから起しているのは良くわかった。
わかったので2-3dBヘッドルームを確保した
2ミックスファイルを下さい。こちらで私好みにマスタリングしますので(笑)