ヘッド交換後音質的にだいぶ辛くなってしまっていた。バイアスかなぁ・・・
オシロ+ミリバル+ジェネレーターを使って真面目に調整。
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A810側の0VU校正。業務機なので+4dBm=0VU=+1.23V前後。

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MRLをセット(21J205)して1KHzを再生。再生レベルをメーターで0VUに合わせる。
同時に1KHzでの再生ヘッドのアジマス調整(大まかな)

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A810の場合、前の拡張ボードが刺さっているところを開けると、打ち込み用のキーが
出てくる。このあたり1980年代でもパラメーター入力は8bitマイコンによるキーボード。
必要な部分はデジタル化されている。

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合わせてたい項目とチャンネルを選んで、UP/DOWNするだけだ。半固定抵抗とは無縁。
例えば、再生レベルを調整する場合は「Reproduce Level」→「CH1/CH2」→「UP/DOWN」調整をし終わったら「Store」これの繰り返しでよい。

バス/トレブルで周波数特性補正まで完了したら再生ヘッド側は完了。
この項目内で10KHzがあるのでヘッドアジマスの詳細調整も同時なのでバタバタ。

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調整が完了した再生ヘッドを基準として、録音ヘッドを合わせていく。
AFで1KHz(+4dBm)を発生。とりあえず0VU合わせ。後で微調整。

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マルチメーターで周波数が出ているかチェック。
入出力を繋いで、

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録音状態で各種調整を開始。録音ヘッドのアジマス(10K~16K)、
左右録音レベル(1K 0VU上記)、録音バイアス、イコライゼーションだけはNABだと13バンドだが
個人的にCCIRの17バンド(31.5・40・63・125・250・500・1K・2K・4K・6.3K
8K・10K・12.5K・14K・16K・18K・20K)で見るように一応している。
各周波数満遍なくゲインが取れればよいのだが、調整項目がバス/トレしかない為
そう簡単にはいかない。足りないと思って上昇させたら他の所が飛び出るとかザラ
出来る限りフラットにといいたい所だが、良い意味で多少色もつけたいところ。。
このへんは家庭用としてなので、自分の好みでさじ加減を変えて良いと思う。

【15ipsパラメータ補正後】
Reproduce(再生)
再生レベル1ch:76 / 2ch:78
高音1ch:93 / 2ch:8E
低音1ch:97 / 2ch:97

Recored(録音)
録音レベル1ch:16 / 2ch:17
高音1ch:45 / 2ch:40
バイアス1ch:38 / 2ch:34

※基準テープ:Pyral(RMG) SM900(リファレンスBIAS -4.0dBm)
※あくまで当方の機材にての値です。ヘッドの磨耗具合や経年劣化、内部の状況により
変化するものですので個体ごとに違い、参考にはなりません。当方の備忘録です。

結局パーマロイヘッドに戻した為パラメータは前回とまったく違う。
こちらの方が正直良い音がする。ただ、片減り磨耗が進んでいる為バランス差が
パラメーターにも出てくる感じ。左右のこの差がどんどん大きくなって、補正が
出来ないところまできたらヘッド研磨か交換を考えることになってくる。

【おまけ】
yamaki製の放送業務用VUメーターもついでに校正。
測定機材を倉庫から出してくるのがめんどくさい為、重い腰が上がっているうちに・・(笑)
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