- 長きこの夜/佐江 衆一
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
あ、残念。
イメージが出ない。
この本、ぜひ中年から初老に入った「男性」に
読んでいただきたい。
女性が読んでも感じる部分はあるものの
あくまでも男性の視点で描かれていて
きっと、これが事実なら
身につまされる思いにどっぷり浸ると思われます。
老後の楽しみにと、美人先生にあこがれて
料理教室に通うも、実際に家で料理を作ったところで
家族には思ったほど喜ばれず
一人暮らしになったときの備えだと割り切る男性。
でも、実際に妻が倒れてしまった時、
病院から戻った自分のために
習った料理を作る気になれない現実・・・。
入院した妻が、意識を取り戻して
「あたなが作ってくれたきゅうりもみが食べたい」
と言ってくれて初めて、嬉々として台所に立つ姿は
かなり現実感ありました。
誰かに喜ばれてこその料理じゃないのか?と。
あとは、老いた夫婦の性生活。
気持ちはあっても、勃起しない。
同様に、おしっこをしても切れが悪い。
前立腺の問題がうんぬん・・・など
結構赤裸々な話なんだけれど、
しみじみとした地味感のある小説なのですよ。
これを読んで、痛いな~と思う人と
自分には絶対関係ないと強気になる人に
分かれるんでしょうね~(笑









