海彦(すし)、山彦(鉄板焼き)、平川(日本料理)
と1つのお店で3種に仕切られている不思議空間。
今回はオーソドックスに半個室となっている平川へ。
オープンスペースながら半個室状態で
まずはビールで乾杯。
前菜です。雲丹とお野菜。
ビールも飲み干し、ホッとなったところで椀物。
胃袋を優しく包んでくれる感じ。
中をあけるとこんな感じ。
谷中豆腐とじゅんさいです。
お次はお造りです。
これがまた、盛大に砕いた氷を大皿に乗せた
贅沢空間に鎮座まします刺身各種。
よーく冷えていてオイシイ。
ここで煮物登場。
これまた器が美しい。
煮魚です。
骨もほろっと取れやすく、味もしょうゆ辛すぎず
すでに日本酒に切り替えております。
日本酒の種類もそれなりに豊富なのですが
ダントツでお高かった「十四代本丸秘伝玉返し」が
もう、めちゃくちゃ旨い。
いくらでもスイスイ飲めちゃう。
美味しいお店って、八寸を食べると差が感じられます。
切っただけ、乗せただけ
という八寸は味気ないものです。
ここで季節感や味わいが引き立つというもの。
小さなお碗が出てきました。
なんだろ?と思ったら蒸しごはん。
このちょっと加減がまた、そそります。
サラダと揚げ物が出ました。
おいしいのですが、ここまでのインパクトから考えると
そして〆は、鯛茶です。
左サイドにあるのが、タレに浸かった鯛。
ご飯の上に鯛を乗せて、おだしをジャーっと。
あれ?いまひとつ温度が低かったのか
鯛の変色度がいまいち。
というわけで、せっかくのごはんと出汁なのに
ちょっとぬるい鯛茶になっておりました。
残念。
やっぱり温度は大事だろう!
気を取り直してデザートへ。
はぅ、満腹。
今回は前半に印象が強く、後半尻すぼみ。
でも、めちゃくちゃおいしい日本酒を飲めたので
満足しちゃいました。
個室感もあるので、接待やお忍び系なんかにも向いていそう。
ただ、いかんせん、ホテル内のレストランのせいか
最後は閉店したそうな雰囲気が漂ったのも
ちと興ざめでした。
日本料理 平川
(懐石・会席料理
/ 飯田橋駅
、水道橋駅
、九段下駅
)
★★★☆☆ 3.5
東京都千代田区飯田橋3-10-8 ホテルメトロポリタンエドモンド B1F
03-3237-1111