予約が取れないことで有名なアロマフレスカに
M先輩がチャレンジしてくださり
とうとう訪問することができました。
やった~
麻布十番駅から徒歩7分とのことでしたが
2番出口を出て一の橋を渡るとわりとすぐに
カーサヴィニタリアの明かりが見えて思ったほどの距離は
感じませんでした。
事前に調べておかないと、レストランの看板が見つけられずに
通り過ぎそうです。
大量の写真とともに私が堪能したお料理や
お店の雰囲気をご紹介したいと思います。
まず、6時半開店なのですが、それより前に到着した私たち。
が、すでに席は用意されていて、おまけにテーブルには
代表者の名前入りのメッセージカード。
なんだかとっても歓迎されてるなという印象を受けます。
まずそこで幸せ度がアップ
店内は照明を落として落ち着いた雰囲気。
回転椅子が妙に居心地よく、背もたれのクッションが
テーブルからは中庭が見えます。
結構たくさんの緑が。
そして、テーブルセッティングされたお皿も
ナプキンの形もステキ。
食前酒はスプマンテやロゼ、白シャンパンなどありましたが
あまおうのカクテルがあるということで
そちらを。
店内女性はほぼこれをオーダーしていたように思います。
いよいよお料理がスタートです。
その前に、パン。
チーズ味のグリッシーニ、チーズと黒ゴマのフォカッチャ
くるみロール、バケットの4種類。
どれもこれもとってもいい味わい深いパンでした。
単品で何度も食べられそうな、朝あったらぜひ食べたいパンたち。
酒飲みの集いではないので、お店の方のおすすめに従って
白ワインを一本だけオーダー。
もちろんおつまみに出てくるオリーブも
私はあまり好きではないはずなのに、軽くておいしかったのです。
そして前菜。最初の一皿目はこちらの
軽く燻したウナギと薄く揚げたジャガイモにキャビアを乗せたもの。
少しカルダモンの香りがします。
最初は山椒?ウナギなだけに?なんて言ってたんですけどね(笑)
この、たった一口だけというのがたまりません。
そして続いて出ましたは焼きタラバ蟹のサラダ。
グレープフルーツの酸味と合いますね。
蟹も焼きすぎずジューシーで甘みたっぷり。
ウナギに続いて?なんて思ってしまった私が間違ってました。
穴子の香草蒸しフレッシュトマト風味に
豚の背脂を塩漬けにしたものが乗った一品。
もうこのトマトのソースが・・・なにこれ!!とうれしい衝撃です。
こちらはポルチーニと鮑のスープ。
最初いきなりポルチーニの香りが。
ワタリガニのパスタです。
あの細かい蟹から身を全部出してくださったのかと
細かい手間に嬉しい美味しさ。
おまけにあさつきの裏に隠れたドライトマトが
なんともいい仕事をしています。
蟹のパスタにありがちなクリームの濃厚さもなく、ほどよい味でした。
パスタの2品目はジャガイモを詰めたラヴィオリバジリコ風味。
中に入っているジャガイモはざらざらせずに適度な重さ。
バジルの香りが供された時から食欲を刺激します。
というか、ここまで全部いい香りの料理ばっかりで刺激されまくりです。
ここでお魚のココット料理が出ます。
最初に、黒いココットに入った状態で見せられ
その後、お皿に盛り付けて出されます。
こちらは盛り付け後。
真鯛と蛤に白カブソースが敷き詰められています。
水っぽくなりそうな白カブがなぜこんなに美味しいの?
そして、タイの皮は逆立ててパリパリです。
蛤はジューシーだし、もうたまりません。
料理のすべてのソースを余すことなく食べたい。
最後のメインのお肉に移る前にグラニテでお口直し。
このシャーベット、たまらなくすっぱい。
すっぱいのが苦手な人はたぶんNG。
でも私は大好き
パッションフルーツとレモンが大量に投入されてます。
そして名物の和牛のビスカッテ。
アロマクラシコでも出るようですね。
こういう状態のお皿がまず置かれて、お肉と一緒に
食べてくださいという説明が。
野生のルッコラにはクミンがかかっていてほんのりカレーっぽい感じと
ルッコラのピリッとした感じがあってます。
チョンチョンと乗っかってるソースは
岩塩、西洋わさび(レフォール)、ガーリック
レモンとマスタードのモスタルダ。
この横に黒いお皿にレアっぽく見える和牛が。
が、しっかり中まで火が入っていて、とろける味わい。
う・・うまい・・・。
個人的には最初岩塩、その後西洋わさびとガーリックが好み。
でも、このモスタルダもなかなか味わえない感じです。
おつぎは野菜のココット料理。
本日は安納イモです。
こちらをまた黒いココットに入った状態で見せられて
その後盛り付けられたのはこちら。
ちょっとスイートポテトっぽいですね。
サワークリームが敷かれていますが
私はそれよりも、上に乗っかっている岩塩と八角の味わいが
甘みと塩味が相まっていい感じだなーと。
いよいよデザートです。
ここまではそれほど最近量の入らない私でも
なんとかクリアできましたが、結構厳しくなってきたなーと。
別腹じゃないんですよ・・・わたくし。
が、選択肢に栗があったので、重そうと知りつつ
そちらをいただいてしまいました。
デザートはお好きなだけというだけあって、3人で訪問したのですが
4品オーダーしてシェアしました。
まずはイチゴのジュレ?っぽいものが発泡感のある味で。
こちらの上に乗っている飴細工がふわふわで美味しいの。
爽やかな一品でした。
お次はマンゴプディング。
マンゴ濃厚。とろんと夢見そうな味。
栗好きにはたまらん焼き栗。
これだけ作るのに10分ほど要します。
もちろん出すタイミングは合わせてくれました。
ココナッツアイスともナイスコンビネーション!
そして、欲張りの象徴4品目のチョコレートケーキ。
ムースっぽい見栄えでいながら、ムッチリ重くて不思議。
そこにコーヒーのアイスがまたたまりません。
さすがにシェアしつつも、ギブに近づきつつあります。
お茶はこのたくさんの種類から選ぶんですよ。
お茶っぱの説明を聞きながらすごく悩みました。
一般的な紅茶、ストレート用、カモミールなどのハーブティー
私はローズヒップにしました。
このカップ、なんとも癒し系の模様です。
リラックスしちゃいます。
紅茶は冷めないようにちゃんと温めてくれます。
シュガーポットではなくて、こういう変わったぶら下がりスプーンと
下に砂糖ポットという形態。
でも、お店の方がおっしゃってましたが
実はスプーンが落ちやすいのだそうで(笑)
この上にフリーズドライのアプリコットをカラメルに乗せたものと
最後にチョコ。
これがまた、口は食べたし、胃は満タンという板ばさみ。
それでももちろんおいしくいただけました。
最後にお好きなだけどうぞとクッキーとビスタチオの
詰め合わせボトルが。
どのお料理も素晴らしくいい香り。
なのにその香りから想像するのとは少し違う世界に
連れていってくれるお料理やソース。
堅苦しくない雰囲気や心地よい説明。
どれもこれも、満足のいくお店でした。
3人で基本のアロマフレスカコース12000円と
ワイン一本、食前酒で〆て53000円強は決して高くないです。
サービス料10%も納得。
席料が別途一人500円かかってました。
量が入らなければ、すべてのコースを少しずつ減らして
全部いただくこともできるようです。
デザート食べ放題も女子には嬉しいかぎり。
ぜひ再訪したいと思いました。
あ・・・でも予約が厳しいのだった・・・。
次はお料理にもっとパンチのあるという
15000円コースにチャレンジしたいな。
アロマフレスカ (イタリアン / 麻布十番)
★★★★★ 5.0
東京都港区南麻布1-7-31 M TOWER 2F
03-5439-4010