愛しの座敷わらし | 丸の内OLの生活

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愛しの座敷わらし/荻原 浩
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家庭の中で微妙に疎外感を味わっているお父さん。

この本を読んで的外れな奮起をしちゃうと

かえって浮いちゃいますよ(笑)


左遷されて、これからは家庭中心に生きるんだ!

とスローライフならぬ古い一軒家に移り住んだある家族。

そこには座敷わらしがどうやら住み着いているらしく

いわゆる

「バラバラだった家族の心が

そのことをキーにひとつにまとまっていく」

といったお話ですが、プスッとガスが抜けた感があって

面白かったです。

思春期の娘、まだ自分の分身の息子

と思っているのは自分ばかりのお父さん。

いたたたた・・・。

だけど愛らしく愛しい家族です。


そういえば、我が家の夫もたまに奮起したり

もがいているようなのですが

どうも息子達や私とテンションがズレぎみ(ごめんね)。

世の子供と母の関係を、自分にもビックリマーク

と思う気持ちはわかるけど、そこはちょっとね~。

思いついたとき、気が向いたとき、頼まれたときだけ

いいところを見せようと思っても厳しいのですよ(笑)

毎日の汚れ仕事(いわゆるルーティン)をやらなくちゃべーっだ!


なんて我が家にも置き換えて思うところがあって

とっても楽しく時間が過ぎた一冊でした。