- 思考の整理学 (ちくま文庫)/外山 滋比古
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出版はかなり以前ですが、なぜかブーム再燃。
最近あちこちの本屋に平積みされています。
一編ずつが短いというか段落にタイトルがついている感じ。
本が苦手な人でもちょっとずつ読みすすめやすい。
タイトルはついていても、あくまでも段落なので(私の主観ですが)
結局のところは章を通して
言いたいことが全部吐き出されます。
そしてどの章でも言いたいことが決まっているんだなーという。
軸がぶれてないといえば言えるし
途中で飽きそうになるともいえるか。
最初のグライダー人間ではなくて、飛行機にならなくちゃ
というくだりには目からうろこの人も多いのでは。
風に乗せられ、うまく飛ぶことはできても
自力で飛べない人のなんと多いことか。
と頭では分かっていても、学校でも会社でも
自力飛行を始める人間を疎んじて、はじきだそうとする風潮。
そのジレンマがこの本のブームを呼ぶのかな。