- ビター・ブラッド/雫井 脩介
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家族を捨てた父、家を出て行方不明になった母
そして、父と同じ職業についてしまったオレ。
そのオレが父と同じ仕事についている不思議。
刑事という職業で、同じ事件を担当することに。
というわけで、ビターな血を感じさせ
父への恨みを消し去ることもできないオレではあるものの
時間の経過は憎しみさえも薄めるのか・・・。
妙に憎めないジャケットプレイがヒロミゴー並みの父を
どう扱っていいか分からなくなってるシーンが面白い。
そして、追っている事件が終盤に近づくと
出て行ってしまった母の謎も解き明かされようとする。
悲しい現実が見えそうになってくる。
大円団とはいえなくても、タイトルほどに
苦味の残らないラストには安心。
テンポいい文章で、あっという間に時間がたちました。