原題とえらく違うんですが(笑)
THE CONSTANT GARDENER
っていうんですよ。
ガーデニング好きのイギリス人っぽいタイトルです。
不慮の死を遂げた妻が
夫に隠していた秘密とは?と
探りをいれる夫役が主眼となったタイトル。
でも、邦題は活動家の妻を主とした
「ナイロビの蜂」ってところに
お国柄が出るってもんでしょうか。
外交官として働くジャスティンは
とあるロビー活動中(偉い人の代役中)に
激しく突っかかる女性テッサに強く惹かれる。
ナイロビに異動が決まったとき
彼女の熱烈な希望で結婚し
赴任地へ同行する。
テッサの活動はナイロビでも継続され
外交官としてのキャリアを脅かす可能性があっても
ジャスティンは妻の活動を容認する。
妻が何かトラブルを抱え、悩んでいる姿を見て
彼は手をさしのべようとするが拒絶され
浮気を疑うジャスティン。
そんなある日、妻の突然の事故死。
呆然とするひまもなく、妻の遺品が荒らされ
ただの事故ではないことを確信する。
彼女の活動内容を追っていくうちに
妻の苦悩=夫を巻き込みたくないから話せない
だったことに気づき、なおさら彼女の死因を
究明することに熱心になるジャスティン。
そして判明したことは
ある薬品メーカーの人体実験。
それを知ったときから
彼自身にも危険が迫ることになって・・・。
レイチェル・ワイズが美しい。
そして妻の辿った道を追う夫が
ラストで海辺に腰掛けているシーンが
また美しい。
しみじみ映画です。