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アメリのコンビ再び
オドレィ・トトゥとジュネ監督の
新作です。

アメリのポップさとは違って
戦争によって離れてしまった恋人を探しつづける物語。

死刑宣告を受けて行方不明となった婚約者を
探しつづけるマチルド(オドレィ)。
随所で「○○になったら彼は生きてる」
と、小さな賭けをするシーンが
アメリを思い出させて可愛い部分です。

広告を出したり、探偵を使ってみたり
結構頑張って探すと小さな手がかりが出てきます。
死刑とか戦争という重い話なのに
探している彼女や周りの人に
妙な明るさがあるんですよね。
あと、セクシャルなシーンも結構大胆にずばっと。
それも、ジョディ・フォスターが。

正直言って、フランス映画ですねぇ
というのが第一印象。
映像はすごくキレイ。
色、トーン、画面変遷もさすが。
オドレィも美しいし。
でも、眠い(笑)
美しさと引き換えにしても
元気いっぱいの人と
仏映画に慣れてる人以外は
逝っちゃう可能性大。

私が観たとき、レイトショーだったので
人も少なかったのですが
それにしても16人中5人は眠っているのが確認できました。
これってすごくない?

ここからネタバレ↓↓
観ていない人はご注意。
フォントを白にしましたので
反転させて読んでください。

[ラスト、恋人のセリフがよかったです。
記憶を失っても、保持していても
発想や感覚は変わらないのだなと思えて。
自然の中で彼を見守る彼女の姿が
印象に残ります。
]

原作はこの本。



著者: セバスチアン ジャプリゾ, Sebastien Japrisot, 田部 武光
タイトル: 長い日曜日