著者： 深町 秋生
タイトル： 果てしなき渇き
「このミス」大賞とりました。
納得。
結構読み応えのある本ですが
朝の電車から帰ってからもひたすら没頭しちゃいました。
正直、この本はハードです。
離婚後、元妻から娘が行方不明になったと聞いて
一生懸命探す元刑事の父物語ですが
半端じゃなくてグロいところもあって
美しい家族愛とは程遠いところにあります。
おまけに最後の最後まで息が抜けなかった理由は
えらいどんでん返しがあるというか
暴かれる秘密があるんですよ。
そこまでに随所にあった伏線に「あぁ」
と思ってしまいます。
あと、物悲しさも残ります。
娘が最後どうなったかもうまく結末に結びついていて。
今後の作品が楽しみ。
このジャンルは好きじゃないけど。
（ハードボイルドは読むけど苦手なので）
でも、期待してなかっただけに
（単なる元刑事モノと思ってました）
さすが、大賞！という本です。
さて、プライベートのお話
2週間以上ケンカして口をきいていなかった夫が
ただいま赴任地より帰宅中。
(+_+)なんか気まずい。
チョコで適当に回復という感じではないかも。
週末どうしよう・・・。
いや、こういう時に「子はかすがい」だと思いますよ。
いなかったら、かなり、居たたまれない感じ。
（でも、私は悪くないもんね）←まだ言ってる