昨日の新聞に、
「2012年を最後にジャポニカ学習帳の表紙から
昆虫が消えて、花だけになった。」
と言う記事が載っていたので、びっくりしました。
理由はこどもが虫の写真を嫌がると言う声が
メーカーに寄せられるからだそうです。
ふーん、そうだったんだ、知らなかったなあ。
とジャポニカで育った私は寂しい気持ちになりました。
でも、気持ちはよくわかりましたよ。
表紙がアゲハの幼虫のドアップ!だったときがあって、
あのノートを使うのコワいなあ、と思ったことがあるからです。
でも、教科とます目の大きさによって、絵柄は1種類(たぶん)の
ジャポニカ学習帳に選択の余地はありません。
しぶしぶ、アゲハの幼虫のノートを買ったのを覚えてます。
「早く表紙を代えてくれ~」
と思いましたが次に買ったときもまたアゲハの幼虫でした。
ジャポニカの写真には多大な費用と労力かかっていると
知ったのは大人になってからです。(すばらしい~)
どうりで、そんなにすぐにはかわらないわけです。
写真の小さいノートは、
40年前に私が小学生のときに使っていたジャポニカ。
下にあるのは、次女のジャポニカですが、
大きさも変わっているんですね。
ノートには、大好きだった先生の赤い字が書いてあるから
大事にとっていましたが、
昆虫の表紙と言う点でも貴重なものになるんですね。
ジャポニカ学習帳は1970年の発売だそうです。
私、はっきりとおぼえてるんです。
しょっちゅう行ってた文房具屋さんのノートの棚に
ジャポニカが登場したときのことを。
原色を使ったデザイン!ノートなのに、ドアップ写真の表紙!
ものすごく画期的な感じがして、
今まで使っていた地味な学習帳がなんだかかわいそうに
思えました。
だから、わたしはこれからもずっと今までの地味な学習帳を
買おう!と誓ったのですがあっという間に売り場はジャポニカ
だけになってしまいました。
でも、考えてみたらおんなじメーカーだったのかも知れませんね。
今、気がつきました!!笑